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三角比1

さぁ始めるよ!
2018年(平成30年)~2021年(令和3年)の4年間、8回分の試験において、配点の最も高かった「三角比」から行くね。
なぜ、その単元から始めるか?
それは、昨年実施された令和3年の2回分はそれぞれ25点分!
つまり、100点満点中の何と!「4分の1(25%)」を占めるからなんだ。
以前、私が提案した「合格するために、最低45点。出来たら50点は確保しましょう」っていうのを覚えているかい?
それで考えると、「この単元を制覇してしまうと、50点の半分も取れちゃった!」っていう見通しがついてしまうからなんだ。

これで、心理的な負担を一気に潰してしまいましょう(笑)!

この単元において、得点力アップの前提として
サイン、コサイン、タンジェントの0°~180°で代表となる30°、45°、60°…といった値(全部で26個。タンジェント90°は定義されていないので、これだけは除きますよ)と三角比の定義は必ず暗記してください。

他の科目でいうと、「化学基礎」の周期表のごとく、覚えてね。最初は大変なんだけれど、覚えてくれれば、自分でもビックリするくらい三角比の問題が解けちゃうようになるからね(笑)!私が考えるには、これがナンダカンダ言っても、近道に見えてしまうのね。

加えて、三角定規の形の図と一緒に覚えれば、代表となる値を忘れにくくなると思いますよ。

ホントはもう一個、A=60°も抑えて欲しいのだけれど、それはいらない!
だって、A=30°の場合を回転すれば60°の場合をわざわざ覚える必要が無いからね。。。

早速、覚えて欲しいものが沢山あるけれど、次のステップとなる
三角比の基本性質、正弦定理、余弦定理、
三角比を使った面積
で苦労してもらいたくないから、お願いするワケさ…。
計算力は練習してくれたかな?
計算がむずかしいものがあるから、それらの不安を一つ一つつぶしておこう。

じゃあ、早速過去問を見ていこう。
2018年(平成30年)~2021年(令和3年)の問題では、

180°-θや90°-θの問題が出ているんだ。
これは、
実際に2021年(令和3年)第2回の問題5の(2)を見てくれ。
ほら、115°でしょ?
これは、180°から何度足りないか。
さもなければ、あと何度で180°になるかって分かってしまえば、このパターンで解けてしまうのよ。
次の画像に問題と解答を載せたので、見てね。

さぁ、次は(3)以降。
来たよ!「基本性質」と「余弦定理」そして「正弦定理」だ。。。
令和元年からだと、これらの3つのうち2つは必ず出てる。。。
さらに、「三角比を使った面積」も毎回ではないにしても、出てきても良いように、覚えておくんだよ。

はい、お疲れ様。
以上が、令和3年の第二回試験の過去問ね。
あくまでも、「三角比」だけだったけれど。。。

これが全部出来てたら、
おめでとう!25点は手にしているハズだ。
他の単元であと25点稼げば、君は高認の数学は突破できる!!

次は、配点と今のご時世の事を考えると、
「データの分析」を先にやった方が良いと思うんだ。
そこはね、令和3年の2回分を見てみると、「三角比」の次に配点の高い20点だからね。。。これも全部出来てしまったら。。。
合計で45点。。。つまり、私の提案上だと「これにて、最低45点ピッタシ!」のクリアになっちゃう!

あらかじめ、二乗の計算練習をしといてね。
それでは、また次回!

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