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アイスココアで乾杯

2021年10月11日の日記です。

今日は久方ぶりに岡山駅へ、映画『TOVE』を観るために向かいました。
お昼過ぎの電車に乗り込み、一時間と少し揺られると岡山駅に到着します。降り立つのは二度目。映画まで少し時間があったので、キャッスルという喫茶店に行きました。

水槽のある喫茶店

キャッスルの存在を初めて知ったのはいつだったか……いつの間にか知っていて、「行ってみたいな〜」とぼんやり思っていた喫茶店でした。
お店に入ると、気さくな店主さんが迎えてくれました。「おばちゃーん!」と甘えたくなるような、話しやすそうな雰囲気の店主さん。
朝から何も食べていなくてお腹ぺこぺこだったので、焼きそば(コーヒー付き)を注文。
そうしたら、鉄板に盛られた焼きそばがやって来て、もう内心めちゃくちゃ幸せ〜!でした。鉄板の嬉しさって何なのでしょうね。
食後のコーヒーは愛らしいサイズのカップで。美味しかったです。
もう少しだけお店に居たかったので、追加でアイスココアも頼みました。
アイスココアは、舌に残るほどの甘ったるさがあって、それが妙に心地よかったのです。アイスココアを飲みながら、足をぶらぶらさせ、ぽけーっと、頭を空にしていました。こういう時間を過ごせたのは、いつぶりでしょうか。

TOVE

さて、映画のお時間です。
岡山メルパにて、映画『TOVE』を鑑賞しました。

ムーミンの原作者である、トーベ・ヤンソンの人生(ムーミンが誕生し、広まっていく前後の数年間)を描いた作品です。
元々トーベ・ヤンソンの人柄や彼女の歩んだ人生が好きで、ずっと興味も持っていたので、映画も観に行きたいと思ったのです。

ムーミン誕生の話も勿論織り込まれていますが、彼女の愛や人間関係についての話が主軸となった映画でした。
ヴィヴィカという女性との出会い、父親もまた芸術家であることの苦悩、ムーミントロールやその仲間たちの中に投影されるトーベと周りの人々。
手懐けられない竜を手放したあとの、どこかすっきりとしたトーベの表情に、人生の長さと強さを感じました。
壊れるほどの恋をしても、いつか、人はまた立ち直って歩き出せるのかもしれない。


個人的には、とても好きな映画でした。強さも寂しさも愛情深さも持ち合わせながら、本当に、ただ目の前に"ひとりの人間の人生"があるのみ、といった映画。

一番街のカルディ

映画観賞後、何故だか無性にカルディに行きたくなって、調べたらちゃんとありました。岡山駅地下、一番街の中に、カルディコーヒーファーム。

パッタイセット、アンチョビペースト、タリアテッレ、ドライフルーツ、白ワイン(ラプンツェル)、ムーミンの紅茶BOX……エトセトラ。

久しぶりのお買い物だから、好きなものをちゃんと好きなだけ買いました。
ドライフルーツはね、カッサータに入れてみようと思うの。

9月はほとんど自炊ができなかったので、これからまた少しずつ自炊する日を増やしていけたらいいな……と思います。

ジャンカラ!

夕食どうしよう〜と岡山の街を見渡していたら、「ジャンカラ」のトレードマークと目が合って、気がつけばカラオケに吸い込まれていました。
フード注文で夕飯も一緒に済ませつつ、一時間だけカラオケをして帰りました。
カラオケ、ずっとずっと我慢していたから嬉しかったな……。今度は友達や妹と行きたいな。学生の時みたいな遊び方がしたいよ。



帰宅して、シャワーとお皿洗いを終わらせてお布団にダイブです。
明日からまたお仕事。次の連休は3週間後です……生き延びましょう。

久しぶりに、自分の好きな時間を、「遊び!」といった休日を過ごせたので、日記のような気持ちで綴ってみました。
年末あたりに読み返して、また元気になれたらいいな。


おやすみなさい。

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