さざなみガール。

幸運とそうでない運は半々だという話は信じていないのです。

楽しいこととそうでないことが、そんなバランスよく配分されているとは思えないのです。

悲しいことが半分以下の人もいるでしょう。

楽しいことがそれ程ないよという人もいるでしょう。

それでもそれら年齢に関係なく、忘れるシステムというものを僕たちは持っているのです。

おかげさまで、色々どうにかなっていると思いました。

忘れるシステムがあるのです。


世の中は上手く出来ています。

世界は上手く出来ているものです。


子供たちと遊ぶのが楽しいので、

「家に帰りたいよう。」

と会社で考えることがあります。

それで家に帰ると

「今日は帰りが早すぎないか。」

そんな奥さんの心の声が聞こえたような気がしたりするのです。


僕はこっそり

「会社に行きたいよう。」

なんて思うわけです。


忘れるシステム発動中なので、

「家に帰りたいよう。」と

「会社に行きたいよう。」を繰り返します。


そんな毎日。

あっという間の50代。

やり直したいことなんて、いくらでもあるのです。

これまで楽しいのとそうでないのと、どちらが多かったのかと少しだけ考えます。


どちらでも良いなと思いました。

今日のところはどちらでも良いのです。

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