愛が大きなテーマになっています。
「おでこの真ん中あたりに、一本毛が生えてるよ。」
娘がそんなこと言うのです。
「どうしてそこから、毛が生えているんだろ?」
そんなことも言うのです。
娘の若さがキラキラしていて、なんだか眩しかったのです。
笑顔に見えても、心は哀しみの海を漂っていることもあります。
大人って、実はそれ程のことではないのです。
それでも長い時間生きてきた事実は、それはそれはと思うのです。
「ああ、長く生きてきたなあ」
そんなこと。
「年々、秋が短くなっています。」
そんなこと。
そして最初の話に戻ると、
そこは以前おでこではなかった所だよ。
そういうこと。
それを上手く伝えられない僕は、
まだ成長の余地がある。
そんなこと。
(図々しいのは自覚あります。)