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保育士の私が子供たちから教えてもらったこと(卒園していく子供たちへ)

*名前は仮名です。

卒園式が近づいてきました。今年も子供たちが卒園していきます。

マサミさんは手繋ぎでゆっくり歩くことが楽しくなりました。
ユウキ君は椅子に座っていられるようになりました。
トモキ君は自分の気持ちをことばを組み立てて相手に伝わるように話ができました。
ユメちゃんは大きな声で気持ちを表現できるようになりました。

いろいろな《できること》があり、成長したと思います。そして、何より、その【見える成長】があっても無くても子供たちの安心できる大人がそばにいること。そしてその大人たちは嬉しいことや楽しいこと、悲しいことを共感してくれる存在であることを気づいてくれたらいいなぁと思います。

安心できる大人たちは、いつも同じ人かもしれないし、毎年変わるかもしれない。心強い味方がいることは間違いないです。

私たちは子供たちの安心できる社会を作る大人になっていきたいと思います。

私は保育士という立場で子供たちからたくさんのことを学びました。どちらが先生かわかりません。感謝しています。これまで学んだたくさんのことを次に出会う子供たちに伝えようと思います。そして、新たに出会う子供たちからもたくさん学んでいこうと思います。

卒園式は、人生始まって6年目に訪れるセレモニー。
これからもまだまだたくさんのセレモニーが待っています。
何気ない日常が一番大切で、それがあるからこその感動のセレモニーがあると考えます。


次のライフステージでの日常を、一日一日を、大切にして生きていってください。


卒園おめでとうございます。




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