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保育士の私が、子どもたちから教えてもらったこと…(入園・進級式)

今年は入園式の頃に合わせて桜の開花が宣言されました。新入園児は新しい場所に緊張の表情。中には泣いてしまったり、会場に入らなかったりする子どもさんもいました。歌が始まると雰囲気が和らぎ、泣いていた子どもも泣き止みました。そんな我が子を穏やかな笑顔で見守る保護者の方も、心の中は期待と不安でいっぱいなのかもしれません。

さて一方、昨年も通っていた在園児ですが、違う意味で戸惑っているようでした。卒園式は卒園児のみの参加なのでしばらくお休みが続いたあと登園すると先生たちがたくさん玄関にいて声をかけてくれるし、自分のマークが違うクラスのロッカーに貼ってあるし、先生も違う。

そんな風に、少しでも違いに気づいた子どもは、その子なりの表現をしていました。
これから始まる新しい生活…卒園した子どもたちがいなくなり、新しい子どもや先生がいる園は、今までとは少しずつ何かが違います。『違うこと』が『いつものこと』に変わる時間はそれぞれだけど、子どもたちも保護者の方々も幸せな一年になりますよう、私は保育士として努めていきたいです。

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