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<星読み>9月10日乙女座新月

9月10日(月)3:01ごろ乙女座の新月。乙女座の太陽と月に魚座海王星がオポジション、蠍座金星と牡牛座天王星がオポジション。10天体すべてが土と水のサインという、静謐で濃密な空気漂う新月図。

今回の新月の星配置から受けるインスピレーションフレーズは
「これ、持ち合わせで足りる…?」「『雨だれ石を穿つ』の心」

このところ思い描いていた「こうなりたい!」という理想や「実現したい!」という目標に対し、はたと冷静になって自分の持ちあわせ=自分の感性、能力、体力、見た目、交流関係、社会的な価値などなど、思いつくだけの今の自分の資源を全部並べて眺めるタイミング。不思議と客観的に、現実的に自分の現状を顧みることができる。理想と現状との差も「自分の持ちあわせでこの理想に届くだろうか?」「どうやりくりしたら足りるかな?」と買い物のとき財布の中身と相談するみたいに考えられる。

でも、新月から数日経つと何故か今の自分の足りないところばかりに目が行き「もっとすぐに結果を出したい!」「今のペースがもどかしい!」「もういいや、何もかも投げ出してしまいたい!」と刹那的な気持ちになるタイミングが来そう。

そんな気もちを長引かせないために心に留めておきたいのがこのことわざ、「雨だれ石を穿つ(うがつ)」。雨つぶのように一滴だけなら本当にささやかな力だけど、長い時間をかけて同じ場所に落ち続ければ石に穴を開けるぐらいの力となる、と言う意味。自分は毎日自分と一緒にいるから、変化や成長を感じにくい。でも、少しずつでも積み重ねていったら必ず進化している。劇的な変化は日々の積み重ねから起こるから。

この新月は、そんな日々の小さな積み重ねの力を味方につけられるときでもある。何か1つこれを続ける、というものを決めて続けてみよう。例えば机の上をきれいにするとか、履物をきちんとそろえるとか、ものを置くときは大きな音を立てず丁寧に置くとか、日常のささいなことでOK。とりあえず次の満月まででもいい。2週間後には何か手ごたえが感じられたり、気づくことがあったりするはず。


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