見出し画像

『令和版 現代落語論~私を落語に連れてって~』を読んで

SNSで目に留まった粋な装丁の立川談笑『令和版 現代落語論〜私を落語に連れてって〜』読みました。
いち時期その魅力に惹かれつつも長いこと遠ざかってしまった落語。“論”って私には難しいかな?何しろ落語の知識無し、子どもの頃テレビで見てとても面白いものだとは思ったもののその頃はお笑いの中の一部門みたいな認識。何となく伝統や格式がありそうな雰囲気、具体的には知らないけど。親に聞いてもよくわからないし。『令和版 現代落語論』は、その知らない世界を見せてくれました。そして読んでいるうちに思い出したのです。何年も前に末廣亭や愛好者による落語の会に数回行った時、テレビで観た時とはっきり違う感覚があったことを。「落語ってロックなんじゃない?」誰にも確かめることがないまま時が流れていたけど、きっとあれ答え丸だったんじゃないかな。そんな読後感です。笑って笑ってヒュンと落ちるように目頭が熱くなり、うわっロックだ、と感じたのは私の中にどうしようもない与太郎がいるから。

昨日まで常識だったことが今日は非常識、ポリコレ全盛な昨今、だから世の中は良くなっていく?かもしれないけど、いつの時代にもどこの世界にも与太郎は居続けるはず。それを笑えなくなっちゃあお終い。この本がまた落語に連れてってくれる。行こう、絶対行こーう。QRコード映像はこれから楽しみます。

#立川談笑
#令和版現代落語論
#私を落語に連れてって
#わたラク
#ひろのぶと株式会社

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?