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ニンジャスレイヤーTCG ウケミカードの考察

ドーモ、ニンジャヘッズきりたんのイガラシです
ニンジャスレイヤーTCG楽しんでますか?
私はとても楽しんでいます
発売前はただ雰囲気を楽しむだけのゲームになるかと思いきや、意外と考えられており奥が深いカードゲームになっていますね
今回は、このニンジャスレイヤーTCG最大の特徴であるウケミ・カードについて考察していきたいと思います


ウケミの基本

まずウケミの基本性能についてです

①ダメージを受けた時、ダメージを無効にしてノーコストでウケミ効果をエントリーする
②デッキに入れられる枚数は16枚まで

①は逆転要素
ダメージ無効なのでライフが残り少ない状況でも、負け確定になることがほとんどなく、最後までどうなるかわからない楽しさがあります

②はデッキ構築上の制約
ウケミカードはどれも強力ですが、枚数制限があるため、どのウケミを採用するかが重要になってきます
中には、カードとしては強力ですがウケミ効果がイマイチ
というウケミであることがある意味デメリットになっているカードも存在します

ウケミカードの系統

第一弾で34種類も存在するウケミカードですが、大きく分けて6系統に分類できます

その1:アンブッシュ系

キャラクターをノーコストで場に出すことができるウケミです
ヨロコンデー!やバイオインゴットなどのコトダマもここに含みます
反撃のためのキャラクターがノーコストで出てくるため、最も脅威度の高いウケミになります
アンブッシュ時に追加効果のあるキャラクターも存在し非常に強力ですが、素引き(普通にドロー)した時、コストに対してあまり役に立たないことが多いです(バイオインゴットとヨロコンデー!は例外)

その2:除去系

相手のキャラクターにダメージを与えるなどして、除去することができます
相手の場に複数のキャラが並んでいる時、アイサツしていないキャラを除去することで、ダメージをさらに減らすことができます
この系統のウケミの存在によって、大量のキャラクターを並べて一気にライフを削る戦術はやりにくくなっており、
1ターンに一人ずつアイサツし、除去ウケミが来ても、アイサツ後のキャラクターだけが除去されるように立ち回る戦術が最もダメージ効率が良い、ということになります

その3:妨害系

相手のキャラクターをオジギさせるなどの効果を持つウケミです
アースクエイクなどのアンブッシュするインターラプト持ちもこれに含みます
基本的には除去と同じくダメージを減らすことができますが、除去しない分ドロー効果がついています
このカードゲームはキャラクター同士の戦闘で攻撃側が一方的にダメージを与えるため、次のターンキャラクターで反撃すれば、オジキさせるだけでも充分強力です

その4:手札に加わる系

ウケミ効果によって手札に加わります
ノーコストでエントリーできるというウケミの利点が消えてしまっていますが、その分強力な効果を持つカードが多いです
また素引きしても強いという点が、アンブッシュ系と比べた際の利点ですね
基本的に盤面に干渉することができないため、大量のキャラクターを並べてのワンショット・キルに弱いです

その5:ドロー系

ウケミで出た時一枚ドローというシルプルな効果
ドロー次第で色々できますが、ランダム性が強いです
それと毎ターン2枚ドローするこのカードゲームにおいて、一枚ドローするだけではやや物足りないですね

その6:ダメージを与える系

1ダメージを与えるだけのウケミ
ウケミの中では一番アドバンテージが少ない系統になります
相手のライフが残り少ないならトドメになることもありますが、逆にウケミを引かれて相手の攻めを加速させることもある諸刃の剣
最初のターンから複数キャラを並べて、積極的にダメージを与えていくアグロデッキと相性がいいと思います
しかし
「ウケミがダメージ無効でノーコスト」
「全体的にゲームスピードが速いためアグロの優位性が低い」等
このTCGはアグロにとって厳しいものとなっています
そしてこのウケミ効果は、センチピードのように強力な性能を持つカードの足枷、バランス調整として機能しているように思います

強いウケミカード

上記の6系統を踏まえて、その中でも複数の系統を同時に持つウケミを採用するのが強いと思われます
筆頭候補はアンブッシュ系
頭一つ抜けているのがヨロコンデーです

単純にクローンヤクザ2人出して2ドローするという圧倒的パワーカードですが
インターラプター2人を出して「アンブッシュ×2+妨害×2」
ディスターブドを出せば「アンブッシュ+除去」
ヤモト・コキなら「アンブッシュ+回復」etc.
といった具合に複数の要素を兼ね備えた上で、状況によって使い分けることもできます
さらにデッキの非ウケミカードを出すことによって、その後のウケミ期待値を上げることができるオマケ付き
コストはやや重いですが手札からエントリーしても強く、第一弾環境において入れない理由がないカードです

次はバイオインゴット

ヨロコンデーと同じく「アンブッシュ+何か」という複数要素を兼ね備え、状況によって「何か」を選択できるため非常に強力です
コストが1と軽いため手札に来ても強い、というか手札に来た方が強いウケミ
手札からエントリーする場合、アンブッシュする筆頭候補はノトーリアス
アンブッシュすると3回攻撃が可能になるパワーカードですね
オヒガンにキャラクターがいない時にウケミで出ると不発になってしまう弱点はありますが、スーサイドで回収したり、ハイドラのコストとして利用することもできます

その他のアンブッシュ系として
ヤモト・コキ◆風に舞うスカーフヒュージシュリケンユリコの「アンブッシュ+除去」

フォレスト・サワタリ◆ナムの戦士の「アンブッシュ+妨害×2(オジギ+インターラプト)」

アースクエイクの「アンブッシュ+妨害+ダメージ」
などのウケミが強力です

他の系統としてはラオモト・カン◆黄金メンポの全体除去も強いです

エテルゾーンにソウカイヤが2枚必要なため、デッキ構築がある程度限られる、序盤は不発になる、自分のキャラも巻き込むなど、弱みはありますが、盤面リセットは強いですね
ただし、バイオインゴットやジェロニモでリセット後も追撃してくる場合があるので過信は禁物

終わり

以上、いかがだったでしょうか
今回の考察はあくまでウケミカード単体としての性能で、他のカードとのシナジーはあまり考えていません
このnoteがあなたのデッキ構築の参考になれば幸いです
それではオタッシャデー

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