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淡水・白点病の治療レポ

患者データ

ジャーマンラミレジィ1匹(一番始めに発症)
ワイツマニィテトラ3匹(ラムより後に発症)
キャリコミニブッシープレコ(見た目の症状無いが発症魚と共に生活していたため治療)

治療に使用したタンク

普段の飼育水槽である30cmキューブ(※一般的には推奨されない)


※薬浴の際は以下の理由により飼育水槽を避ける事が推奨されています
・薬によりバクテリアが死滅してしまう
・水草が枯れてしまう
・薬に弱い生体がいる場合(ナマズなど鱗を持たない魚は危険である)→淡水でよく飼われいるナマズの仲間はプレコやオトシンがそれに当たる

今回は魚の体表に目視できる白点が多量だったため水槽全体に蔓延していると想定しての治療であった事、また予備の水槽及び水を貼れる容器、ヒーターを持っていなかったため本水槽での治療へ踏み切った

使用した薬

ニチドウ メチレンブルー水溶液(規定量) 9日間 (ジャーマンラムのみ完治)
グリーンFゴールド顆粒(規定量) 7日間(ワイツマニィテトラ完治)

治療薬により体調不良を起こした魚

居ませんでした

キャリコミニブッシープレコはプレコの仲間に当たりナマズ目の魚であるが弱る事なく終始食欲旺盛であり変わりなかった


メチレンブルー水溶液治療終了時の様子


ジャーマンラミレジィ
白点は無いように見える
ワイツマニィテトラ
白点が3匹共認められる

グリーンFゴールド顆粒での治療終了後


ジャーマンラミレジィ
色が上がっているのは底砂を戻した為と思われる
ワイツマニィテトラ3匹
白点が消えたように思う

白点病の治療において、水草、バクテリアに比較的ダメージを与えにくいというのかマカライトグリーン系の薬らしい

しかし、我が家の場合はマカライトグリーン系が数か所ショップを回っても見当たらず渋々メチレンブルー系で治療を開始した

また、マカライトグリーンorメチレンブルーでの治療で治らない場合は重度対応の白点病治療へ移行する事が望ましいとネット記事で見掛けたためその方法(グリーンFゴールド顆粒)を試した結果、治ったようだ

白点病が発生した原因

恐らく水温差であると思う
ここは北海道。そして私は車を持っておらず、熱帯魚を購入、運ぶ際は保冷保温対応のランチバッグにはるカイロを貼り熱帯魚が入ったビニールを入れる

しかし外気温はマイナス
自宅まで地下鉄
運搬中に水温が下がり、再度自宅での水合わせで水温が上昇……と水温のジェットコースターを体感した魚達は免疫降下やストレスの影響でウオノカイセンチュウが元気に暴れ出した…

…というケースではないかと思う

今まで冬に熱帯魚を飼うことはなかったのですが…

やはり今後も熱帯魚は夏に購入しようと思う
北海道は夏にならないと外気温25℃になりませんから……

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