弥生賞悲喜交交

先週の弥生賞では、最低人気のエコロレイズを本命にして、直線で伸びてきたときは「おぉっ❗」と思いましたが、シリウスコルトを差せずに4着という結果に終わりました😢
しかもそのシリウスコルトは、前走のホープフルSで本命にしていた馬。逃げるという馬場に合った戦法を取り、結果を出した三浦皇成騎手の騎乗に拍手を贈るしかありません。
勝馬のコスモキュランダは、パドックを見て買い目に加えていただけに、本当に残念で仕方がありませんでした。
ただ、最低人気の馬を本命にしていながら、レースを見て楽しめたので嬉しかったですし、本当にレースを見て興奮しました。
これも、馬場の読み方を教えてくれた「栄光の競馬道」菅田英治さんのお陰だと思っています。
恐らくこの馬場の読み方を知らなければ、弥生賞の馬券も普通の人気馬から買って、何の楽しみもないまま「あ〜あ」という悲嘆の声で終わっていたでしょう。
英治さんが作られる「栄光の競馬新聞」が発刊できなくなってから、「これからどうしようか」と思いましたが、毎週のレースを振り返るようになり、買うレースの馬の前走を確認することで、以前と狙う馬が違ってきたように感じています。

それでは、何故私がエコロレイズを本命にしようと思ったのかを説明します。

まずは、エコロレイズの前走です。

【2コーナーの位置取り】


【4コーナーの位置取り】

この日の中山芝(内回り)は、内有利でした。
2コーナーの時点で、エコロレイズは出走馬の中でも一番外を回っています。しかもこの位置取りは最終コーナーでも変わること無く、大外を捲るというレースをしました。恐らく騎手には手応えが良く感じたため、このようなレースをしたのだと思いますが、結果として息切れをして4着(それでも少しずず伸びてはいましたが)でした。
このレースの勝馬(ファビュラススター)と2着馬(コスモキュランダ)はほぼ同じ位置取りでレースをしていましたので、距離ロスを考えるとほぼ同じ力の持ち主だと考えました。そしてエコロレイズですが、結果は4着でも距離ロスを考えれば2着争いをしていたはずなので、当日の人気を考えればエコロレイズは評価が低かったと言える馬でした。

【当日人気】
ファビュラススター 4番人気 6.8倍
コスモキュランダ  6番人気 34.9倍
エコロレイズ    11番人気 144.2倍

弥生賞の結果を見れば、如何にコスモキュランダとエコロレイズの評価が低かったかという事が分かるかと思いますが、逆にファビュラススターや1番人気だったトロヴァトーレ、2番人気のダノンエアズロックは、評価が高すぎたとも言えるでしょう(トロヴァトーレとダノンエアズロックの前走は馬場傾向に合った競馬をしての勝利でした)。

もう一つの理由は、エコロレイズが内枠に入りレースで内側を走れそうだと判断したからです。
弥生賞の最終コーナーの位置取りは↓のとおり(2コーナーでは各馬の位置取りの不利有利はあまりありませんでした。)ですが、綺麗に内側を走った馬が上位を独占しています。

【弥生賞の最終コーナーの位置取り】

振り返れば、エコロレイズの位置取りがもう一つ前だったらと言える結果となりましたが、穴馬券を取るにはまず、

①各馬の近走で不利が有ったか無かったか(距離ロス含む)。
②自分の選んだ馬が馬場に合った競馬ができるかどうか。

の2点に注目して馬券を買えば、思わぬ馬券が取れる可能性が有るということだと思います。

私の記録はまだまだ積み重ねが必要ですが、これからも↑に書いた2つのポイントを心に刻んで馬券検討をしようと思っています。

ちなみに私はアンドロイドの携帯を使って、JRA‐VANアンドロイドアプリのパトロールフィルムをスクショして振り返りをするようにしています。なれると1レース当たり10分もかかりませんし、なかなか便利です。

最後に、「栄光の競馬道」の菅田英治さんと、栄光の競馬新聞をきっかけに知り合うことができた、元栄光の競馬新聞会員さんに感謝して、この記事を締めさせていただきます。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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