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宝塚記念の振り返りと馬場読みの大切さについて

先週の日曜日の宝塚記念は、ブローザホーンを本命、ソールオリエンスを対抗にしてブローザホーンの単勝とブローザホーンとソールオリエンスの馬連を的中と最高の結果で終える事ができました😄

ブローザホーンを何故本命にしたかという理由は、菅田英治さん(栄光の競馬道チャンネルで活躍中)の理論で予想をしているからです。
詳しくは、英治さんが栄光の競馬道チャンネルで6月19日(水)に公開されたYouTube「天皇賞春2024をパトロールフィルムで振り返ったら宝塚記念2024が見えてきた!」をご覧になっていただければと思いますが、天皇賞春が行われた週の京都競馬場はコーナーの内側を通った馬が有利な馬場でした。ブローザホーンは最初の3〜4コーナーを内から2頭目、1〜2コーナーも2頭目、最後の3〜4コーナーを内から3頭目を回りながら最後は出走馬の中で最速の脚を使って2着に入りました。3着だったディープボンドとの差は僅か0.1秒差でしたが、ディープボンドが基本的にコーナーの内側をピッタリと回ってきたのに対して、ブローザホーンは距離ロスをしての着差なので、距離ロスが無ければもっとディープボンドとの差は大きかったはずです。

また、ソールオリエンスを対抗にした理由については、前々走の中山記念4着を根拠としています。
中山記念が行われた週の中山競馬場は、天皇賞春と同じコーナーの内側を通った馬が有利な馬場でした。
実際に中山記念を勝ったマテンロウスカイのコーナーの位置取りは1〜2コーナーが内から1頭目、3〜4コーナーも内から1頭目でした。2着だったドーブネとマテンロウスカイの1頭前を走っていましたので、コーナー部分は同じ所を通っていました。3着のジオグリフは、1〜2コーナーは内から1頭目、3〜4コーナーは内から2頭目とほとんど距離ロスの無い競馬をしての好走でした。
さて問題は、4着だったソールオリエンスですが、ソールオリエンスは中山記念で1〜2コーナーこそ内から1〜2頭目を回っていますが、3〜4コーナーは5〜6頭目くらいを回るという距離ロスをしていました。それでも、マテンロウスカイから0.5秒差の4着で3着のジオグリフとは僅か0.1秒差でした。ハイペースだったとはいえ、前が残りやすい馬場だったので、内先行有利な馬場だったと言えます。
ソールオリエンスは、馬場傾向の全くの反対となるレースをしながらの4着。先着した3頭は、馬場傾向マッチした競馬をしての1〜3着ですから、どちらが強いか明白ですよね。

そして、宝塚記念当日の馬場傾向ですが、宝塚記念の予想の中でも触れた通り、外有利な馬場となっていました。

6月23日京都5Rの1着〜5着馬のコーナー部分の位置取り
6月23日京都6Rの1着〜5着馬の2コーナー部分の位置取り①
6月23日京都6Rの1着〜5着馬のコーナー部分の位置取り②
6月23日京都9Rの1着〜5着馬のコーナー部分の位置取り

上の画像は、宝塚記念の前に行われた京都外回りのコーナー部分ですが、外を回った馬の方が有利な馬場ということが分かると思います。

さて、それでは宝塚記念のコーナー部分の位置取りを見てみると

宝塚記念2コーナーの位置取り
宝塚記念の4コーナーの位置取り

ご覧の通り2コーナーでは馬群が縦長になっていますが、3着のベラジオオペラを除いて1着、2着、4着、5着の馬は、外を回っています(1着の内側に1番人気だったドウデュースがいます。2番人気のジャスティンパレスは5着馬の内側です)。

4コーナーでは更に上位馬が外を回っていることが分かると思います。
しかも、上位馬が回っているところとその内側では芝の色が変わっています。これは内側の芝がかなり荒れてきていたということだと思います。

結果から分かることは、近走で不利(ここでは距離ロス)がありながら、好走した馬は(極論を言えば、人気で惨敗した馬も含まれる)、次走での期待値が上がりますし、尚且つ馬場にあったレースができそうであれば、更に期待値が上がるということです。

私は、この菅田英治さんの理論をずっと続けていきたいと思っていますし、いろいろな競馬の必勝法がありますが、この予想方法が一番だと感じています。私の場合は、この理論に加えて、調教データを加えていますが、根本的にはこの馬場傾向の理論があってこそです。

やっぱり競馬は楽しいなぁと最近は思えているのは、正直言って菅田英治さんと元栄光の競馬新聞会員の皆さんがいるからだと感じています。

それでは、菅田英治さんと元栄光の競馬新聞会員の皆様に感謝して、この記事を終わりたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇

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