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自分だけの時間はどうやったらつくれる?

こんばんは。初投稿です。

こんなかたちで公の場に文章を発信するのは高校生の時に書いていたデコログ以来です。

わたしは現在、妻と双子の赤ちゃんに囲まれて生活しています。たくさんあるとは言えない自分の時間を使ってでも、このnoteを書こうと決めたのは、ある理由からです。

私たち夫婦が予想していたよりも、双子の育児というのは大変でした。妻の産後、病院から2人が帰ってきてからは睡眠時間が半分程度に。あまりの生活リズムの変化に、つらい日々が続きました。

そんな日々も5か月を過ぎると、ある程度リズムは整ってきます。それでも自分だけの時間、というのはかなり減ったと感じています。
私は営業の仕事で外に出る時間があるけれど、妻は育児の中心で、夜の睡眠不足を昼寝で補う負のスパイラルです。

ツイッターなどをみていると、育児アカウントの旦那への愚痴があふれかえっています。そりゃ、そうなるよなぁ、と。もちろん家庭によって抱えている問題は様々です。でもその根っこは、出産前と今との自分の時間の量のギャップではないかと思うのです。

極端にいってしまうと、自分の子ども、夫、親、は他人です。今の自分の状況を変えるために他人に変わってもらうのは大変に難しい。

結論は、厳しいようだけれど、自分が変わるしかないのだと思います。自分が変われば、他人も変わる。他人は自分の鏡写しです。

それでは、私がこのブログを書くに至った理由に戻ります。それは、主婦の方たちに自分の時間をつくってもらいたい、これに尽きます。

その方法として有効だと思うのは、読書です。

もっと具体的に言うと、スマートフォン+キンドルアンリミテッド+読み上げ機能を使った読書です。

いまいちピンとこないかと思いますので、また私の話をします。

私は営業の仕事をしています。それなりにたくさんの人に会い、雑談をしてきて痛感したのが、自分の引き出しの少なさでした。ある物事について意見を求められた際、無難な回答しかできない自分に腹が立つこともしょっちゅうでした。話す言葉の端々に「たぶん」や「一応」という曖昧な表現がついてまわります。

自分の意見、というものがなかったのです。いつも自分に自信がなく、資格を取ったほうがいいのか、英語の勉強をしておいたほうがいいのか、やってみたはいいけど続かないという状況が続いていました。

そんな私があるとき、キンドルアンリミテッドという月額千円で本が読み放題のサービスに出会いました。営業という仕事柄、一日の半分を車の運転で費やすということも頻繁にあった私は、このサービスとiPhoneの読み上げ機能を使って一日の半分の運転時間を読書時間に変えたのです。

読書は即効性のあるものではないと思います。でも時間をかけてそれなりの量を積み重ねていくと、本のメッセージや内容が自分の思考にしみこんでくるのです。本で書かれていたこと、自分が共感したことが、自分の意見として少しかたちを変えて出てきたのです。

これまで移動するための時間でしかなかった運転時間が、考える時間になった。これってすごいことだなぁと今でも思います。主婦の方も、自分を成長させるために本を読んでみたいけれど、育児に忙殺されてしまう、少しでも睡眠をとりたい、だから読書ができないという人が多いと思います。でも、たとえば料理をしながらや、抱っこをしながら、家事育児をしながらでも本を「聴く」ことはできるのではないでしょうか。私が運転時間を読書時間に変えたように。

自分の時間を作る=読書時間を作ること、というのはごく一部の人にしか当てはまらないのでは、という意見もあると思います。読書は好きじゃない、それよりショッピングをしたりお出かけをしたいという人もたくさんいると思います。

それでも私は、読書による自己成長の力を侮ってはいけないと思うのです。夫との雑談、友人との世間話、SNSの書き込みなどへの反応として、これまでならでてこなかったであろう自分オリジナルの意見が出てきた時の喜びは、何物にも代えがたく、自分の自信になり、それが自己肯定にもつながります。

次に、キンドルの使い方についてここだけは押さえておいたほうがいいのでは、ということを書いておきます。

①共感したこと、心に残った箇所をマーカーする→キンドルならマーカーした箇所はそこだけ抽出して読み返すことができます。1回読んだ本は必ずあと1回読んだほうがいいです。頭への残り方が違います。とても気に入った本なら、2週間後にもう一回、1か月後にラスト1回です。

②気に入った作者がおすすめしていた本でなおかつ、その推奨文を読んで少しでも気になった本があれば、キンドルアンリミテッドで探す。なければキンドルで購入する。
1冊の本から芋づる式につながっていき、自己啓発の話が映画につながり、宮崎駿につながり、共産主義につながり、村上春樹につながり、熱いコーヒーにつながり、アイラウイスキーにつながり、ティムオブライエンにつながり、宇沢弘文につながり、夜と霧につながり、瀧本哲史につながり、、と自分がこれまで人生に全くかかわりのなかったことまで、好奇心によってつながれていきます。家庭の収入の1割は自己啓発、読書にまわしましょう。

③聞き飛ばしてしまった、よく意味が分からなかった箇所があっても、止めずに流し続ける。もしくはその時だけ画面の文章をよく読む。読書が長続きしない理由のひとつは、頭に入ってこない箇所を無理やり読もうとするからです。そこは潔く、切り捨てましょう。

④気になるカテゴリのキーワード(たとえば育児や料理)をアマゾンで検索をかけると、アンリミテッドで読める本が結構出てきます。そのうち、自分が面白そうだなと思うものを複数ダウンロードして、ざっと読んでみる。同じカテゴリの本を複数読むことで理解が深まります。

以上です。
育児中の主婦の不満は、自分の時間の不足から生まれると考えています。
読み上げ機能を使い、読書の時間をつくり、読書を好きになり、読書によって視野が開かれていけば、人生はより深みのあるものになると私は信じています。

最後に、私がキンドルアンリミテッドで読んで影響を受けた本は、楠木建さんの「好きなようにしてください」です。これはすごかった。なんだか生きるのが楽になる本でした。話し言葉に近いかたちで書かれているので、読み上げで読むのが楽しいです。

以上、𠮟咤激励お待ちしております。

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