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私は考える、パズルゲームとはなんぞや?

パズルとはなんだろうか。
私は最近のエッセイで「モンスターハンターパズル アイルーアイランド」について書いた。
それなりに最初は面白かった。いや、面白くないとは言ってない。それなりには面白い。ただ、これはパズルなのかと思うと違う気がしてきた。

このゲームは進むにつれて難易度が上がる。当たり前と言えば当たり前だ。
ただ、その難易度が本当に子供向けと言えないレベルだ。いや、最近の子供は小さいときからアプリに触れている。むしろ、簡単なほうなのかもしれないが。
私が最近やったステージは画面の上部分、縦2×横12程度が最初のピースの配置である。この下に破壊する木箱などがあるのだが、これがダメージを与えないと破壊されないのだ。
しかもそれが3段あり、その下にはさらに樹木に実がなっているようなものがあり、それも4回ダメージを与えて始めて破壊される。
この場面に来た時に、私は目を疑った。
子供向けだからだろう、しばらく考えていると「ここが揃いますよ」と言わんばかりにヒントみたいなものがでる。しかし、それが光らなかった。

つまり、どう動かしても3ピースすらそろわないのだ。
私が子供だったら泣くだろう。回数を1回復するだけでも、それなりに時間がかかるのだ。かなり時間の無駄だ。そのステージは仕方なく、後で使う予定だった笛のアイテムを使い、進めたが案の定、半分も壊せなかった。
果たして、これはパズルと言えるのだろうか……かなり疑問を感じた。

落ち物パズルで有名なのはテトリスとぷよぷよである。この二つは次の落ちてくるピースが見えており、それゆえに戦略をたてられた。
しかしモンスターハンターパズルは狭い空間のしかも何が落ちてくるかはランダムだ。しかも今回のようになると言うことは、最初の配置も完全ランダムなのだ。
これはもうパズルとは言えばないのでは無いのだろうか、と考える。
いや、何回もやれば運よく解けることもあるのだ。ただ爆弾がそろったり、ブーメランが都合よくでたりしないといけない。しかも2列しかないのだ。最初は爆弾を作れないではないか。(爆弾はTの字やLの字を3×3のマスで作らないといかない)

地道に消していくにしても回数が17回しかないのである。下の耐久力が高い木箱などを考えればもう運ゲーとしか言いようがない。
つまり、これはピースをどう消していくかのゲームではなく、運よく落ちてきたピースで爆弾や笛が出てくれば解けるよ的なゲームである。つまり、回数こなして確率でクリアしていくゲームなのだ。

もちろん、最後の詰めでここを動かせばとかはある。ただ、そこまでいかないで回数がなくなってしまうケースのほうが多い。
そうなるともう、一生懸命に考えても無駄である。爆弾が出たら周囲を破壊して、いいものが揃うのを待つだけのゲームだ。

きっと、最近のパズルとはそういうものなのだろう。私のパズルの認識が間違っているのだ。
私は批判しているのではない。爽快にクリアできると、もの凄く嬉しいのは間違いないのだ。
きっと私以外の人は楽しめるのだろう、私的にそう思う。

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