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夏目漱石も神経過敏症だったらしい

神経過敏症(high sensitive person)は日本ではその人の性格の一種とされ病状としては扱われないらしい。
そのために、統合失調症だとか双極性障害、不安症なんかの病名がつけられて治療するための言い訳材料とされてるっぽいんだけど。

心理士の先生とは1時間みっちりカウンセリングで話しをしてその症状が出てきた原因を探ったり対処法を相談したりするのだけれど、
主治医は心理士と話した内容を取り入れようともせず食欲、睡眠の状況、身体の状態、心の状態(イライラ、不安、パニック、憂鬱感、無気力感等)なんかを聞くだけでそれに合わせて淡々と投薬してくれるだけ。
心療内科は2件目だけど、どこも変わりない気がする。
(どなたか、心療内科通った経験があったらDMでもいいので教えて欲しいです)

私が過敏に反応して1番ストレスに感じるのは隣人の子供の声。異常な泣き声や悲鳴に頭がおかしくなりそうになりパニック発作を起こし吐き気を感じ不眠になった。その事から徐々に憎悪が増すようになりこのままでは限界に達して直接手を下すような事を自分がするのではないかと思うようになり回避のために薬を飲むようなった。

「直接注意すればいいじゃん」と日本人以外の人には言われる。簡単にできるならとっくにそうしてる。そうできない複雑な事情があるから困っているのだから吐き出しているのに。

今では隣人の親も含め話し声が聞こえただけでも嫌悪感を感じる。完全にトラウマ化してしまったようだ。
長く通っても改善されない心療内科の治療法にももどかしさを感じ、自分自身で打開策をみいだせないかととにかく本を読んでいる。
だって、どれほど憎んでも呪っても隣人は私の苦しみに気づくことはないから。

まだ途中までしか読んでいないのだけれど、過敏症の人が理解されにくい苦しみや生きにくさがふんだんに書かれている。
それを読んでいると激しく共感すると共に、周りの人間に理解されたい欲が沸々と沸き始めた。だって私の母親は隣人が原因でメンタルが崩壊しかけていると打ち明けたにも関わらず、一般論でさらりと交わし平気で隣人の話しをしてくるから。

本には「夏目漱石も過敏症で子供の遊び声に怒鳴り散らしていた、と書かれている。自身の子供の泣き声も執筆の妨げになるため激怒していて、妻が気を遣っていた」とある。
これは過敏症の人特有の「逆を言えば芸術的、文学的に才能がある」と説明するために例え話として使われた文の一部。
絵描きを目指していた時期もあったし物書きの端くれである私としては唯一喜ばしい内容だった。太宰治派なんだけどね。

つまり、生きづらく感じて仕方がない人間生活を改善したいって話し。
本を読んでると物書きさんにはアウトプット欲が湧き出てしまうのよ。こんな話しも言語交換アプリで英語で書けたら練習になるんだろうけど、頼んでないのに添削されるのにおせっかいに感じてしまう自分がいるからやめておく笑

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