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東京ヒッチハイク

こんにちは。

近畿大学建築学部の福井です。
先日、3日間の休みを使い人生初のヒッチハイクに挑戦してみました。
今回は、”東京ヒッチハイク”と"日本の最先端東京"について書かせていただきます。

"東京ヒッチハイク"

インドバックパッカー旅で同行した相方と無計画で東京へ。
人生初のヒッチハイクは果たして成功するのか… 

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吹田のパーキングエリアに歩いて入り、ダンボールを掲げてヒッチハイク開始。

開始一時間経過。
何人か声をかけるが東京行きは見つからず移動距離が長いためだと考え、短くする作戦に変更した。

すると、サービスエリアで声をかけた女性が名古屋まで乗せてくれるとのことで、初めてヒッチハイク成功に。

長野の学校に通っている息子さんに会いに行く予定で、名古屋までならと乗せてくれました。
すごく優しく、大らかなお母さんでお昼ご飯までご馳走してくれました。

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名古屋のパーキングエリアに到着。

一つ目で、大阪から名古屋まで来れたので日が暮れるまでに到着するのではないかと期待しました。が、人生そんなにうまいこといきませんね。

結局、名古屋のパーキングエリアで三時間経過。
パーキングエリアで停まる方は、全て『仕事中なので』と言われ乗せてもらえず。

売店の優しいおばあちゃんが私たちの姿を見て、あまりにも可哀想だと思ったのか「頑張って」とアイスクリームをいただきました。(最高に美味しかったです)

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アイスクリームを食べ、再度ヒッチハイク開始。すると30分後...

声をかけた女性の方が乗せてくれました。名古屋のパーキングエリアは仕事中の方が多く、なかなか乗せてくれないので『一般人が多い名古屋のサービスエリアまでなら』と乗せてくれました。

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乗せてくれた方も息子さんがいて、頑張ってる姿を見て乗せてくれたそうです。
財布から2000円を私の手に。『東京まで頑張って』と渡してくれました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
名古屋のサービスエリア到着。
パーキングエリアと比べ下車する頻度が多い分、すぐに乗せてくれる方が見つかりました。20代社会人の方で、『富士急に遊びに行くから静岡までなら』と乗せてくれました。

過去にヒッチハイクをしたことがあり、私達を見て逆に乗せてあげようと思ったそうです。
静岡のサービスエリアに17時頃到着。
地道に東京に近づき、ラストスパートで気合を入れましたが...


約4時間経過。またしても、苦戦。
出だしが良かったため日が落ちる前に着くのではないかと期待した分、日が暮れるとモチベーションが下がり、疲労がピークに。

今日中に東京に着かなければ諦めて大阪に帰ろうと思っていました。

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 (静岡のサービスエリア)

諦めかけていたその時。下車した男性に声をかけました。

すると、「東京まで連れてって行くよ」と乗せてくれることに。
今日中に東京に辿り着けないと完全に諦めていたので、乗せてくれると聞いた時の嬉しさ半端なかったです。

話を聞くと、仕事帰りで茨城県まで帰宅する途中であった電気関係の会社の社長さんでした。
『”人の器の大きさは経験の量から現れる”学生の間にたくさん経験したほうがいいよ』など、ここには全て記載できませんがすごく内容の濃い話を聞けました。 

晩御飯もご馳走になり、目的の渋谷まで乗せてくれました。
本当に優しくとても尊敬する社長さんでした。

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目的地”東京”に0時に到着。4台の車に乗せてもらい15時間をかけ、大阪から東京に到着しました。とても長く濃密な時間を過ごせたヒッチハイクの旅でした。

”ヒッチハイクで分かったこと”

今回のヒッチハイクで、色々な理由で乗せてくれない方と出会いました。

私が思う乗せてくれない理由は日本の風習にあると思います。
日本人は礼儀正しく優しい性格な反面、外国人と比べてとてもシャイで心配性なのではないかという結論に至りました。

初のヒッチハイクは非常に疲れが溜まり移動時間があまりにも長かった為、またヒッチハイクをしようとは思いません。

しかし、乗せてくれた方皆さんとても優しく本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
  
私はこの出会いを大切にし、その優しさを今後の時代にも受け継がれていくように、私も行動していかなければならないと感じたヒッチハイクでした。


"ヒッチハイク攻略法"

今回のヒッチハイクで、分かったことをまとめ私が考えた攻略法です。
(参考程度にご覧ください)

"攻略法1・ターゲットは一般人”

ヒッチハイクは誰にも構わず乗せてくれるとは限りません。
まずは、乗せてくれそうなターゲットを理解しましょう。
 
初めの頃、私はトラックの運転手が乗せてくれる印象があったので、そんな方ばかり声をかけていました。
しかし、会社の車だから乗せれない言われることが多々ありました。これはスーツを着た会社関係者も同様も、全く同じ回答が返ってました。
その理由は
・トラック会社によっては車中にカメラが設置されている
・事故が起きた時に責任が取れない
・荷物以外を運ぶことが禁止されている
上記の理由で乗せてもらうことできません。

ターゲットは
・子供連れのファミリー
・老夫婦
・一人で運転している一般の方

に声をかけてみると可能性があるかもしれません。

"攻略法2・少人数"

今回、二人でヒッチハイクしましたが『一人だったら乗せれるのにね』と言われたことがありました。
これは、運もありますが人数が少ない方が成功確率は上がるでしょう。

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(相方は帰りに一人でヒッチハイクし、二台の車に乗せてもらい帰れたそうです)

"攻略法3・運と我慢強さ"

結局ヒッチハイクは、運と我慢強さで全て決まります。

パーキングエリアで10時間待機した方と出会いましたが、相方は開始10分で見つかりました。
全然見つからない時は、運が悪かったと思い粘り強く続けてみてください。
以上がヒッチハイク攻略法の三点です。
挑戦する方は、是非この攻略法を参考にしヒッチハイクに試みてください。

"東京は日本の最先端"

私が東京に訪れた際、ここは是非行ってほしいと思った所を紹介したいと思います。

”表参道は建築物の宝庫”

私は建築学部である為、東京に来たら一度は建築家の隈研吾さんが設立した建築物を見に行こうと思っていました。
その建築物を見に表参道に行ったところ...

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(プラダブティック青山店)設計:ヘルツォーク&ドムーロン

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(glo™ストア 青山店)設計:不明

上記の建築物に遭遇しました。
地震大国である日本で、このような複雑な構造の建築物は建設出来ないと勝手に決めつけていたので、会いた口が塞がらなかったです。

このような建築物が増えると、日本の建築がより有名になるのではないかと思いました。
もちろん、隈研吾さんの建築物も見に行きました。

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(サニーヒルズ南青山)設計:隈研吾

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木材を使い、日本の『和』を表現した斬新なデザインで凄いの一言でした。
また、表参道にある自由大学といった通りを見かけ入ることに。

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この通りを抜けると、飲み屋街に出ました。

海外旅行好きの方は是非、ここの飲屋街はオススメです。
日本人と外国人の割合が4:6。まるで海外旅行している気分になりました。

大阪で体験したことがない刺激的な東京だったので、日本の首都と言われるだけあると感じた旅でした。

皆さんも是非東京の表参道に行ってみてはどうでしょうか。

"インド旅以来の再会"

東京に行った1番の目的は、インドで開催されるホーリー祭りに参加した際に出会った東京の友達と会いに行くためでした。

海外旅行で出会う友達は癖の強い方が多いですが、自分の将来の事をしっかりと考え行動している為、普段友達と話さない将来の夢など語り合いました。

世界で最も危険な祭りの一つ”ホーリー祭り”を共に乗り越えた友と飲むお酒は格別でした。

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(インドホーリー祭り)

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友情とは会った回数よりも、内容の濃さなのかもしれませんね。

以上、東京ヒッチハイクのnoteでした。

次回は、インドバックパッカー旅を書かせていただこうと思います。

今後もよろしくお願いします。

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