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人間関係に悩めるあなたへ Ⅲ

こんばんは、福井です。

初めに
第一章第二章をご覧いただき、誠にありがとうございます。

前回では、第二章 教える立場になった時に意識することを書かせていただきました。
指導する際に、相手に重要感を与えることが大切なことだと伝えられたら幸いです。


今回で、私が伝えたいこと最後になり、
第三章 距離を縮める際に意識することです。

内容に偉人の言葉を添えています。
よろしければ(補足)の内容も、ご覧ください。

*所々、上から目線に伝わってしまうかもしれません。
伝える力を勉強しているところです。
申し訳ございませんが、ご了承ください。

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距離を縮める際に意識すること

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❶『相手の関心を見抜いて話題にする』

人を動かす秘訣は、自ら動きたくなる気持ちを起こさせることで、相手の欲しがっているものを与えることが唯一の方法です。 

距離を縮める際には、以下の項目を意識していただきたい。

自分の長所欲望忘れて他人の長所を考る。
お世辞ではなく、嘘ではない心から賞賛を与える。

与えた本人が忘れても、受けた相手は、いつまでも忘れません。

人は、自分に関心を寄せてくれる人に関心を寄せるということを、無意識に行っています。距離を縮めるには、相手の関心を引こうとするよりも、相手の純粋な関心を寄せることが大切です。 

誰か、訪ねてくる人がいるとわかれば、その人が特に好きそうな話題について、前日の晩遅くまで研究する。それにより会話が弾み、何かを得られ可能性が広がります。

*上記はルーズヴェルト大統領が行なっていた行為


〜偉人の言葉〜

『心から賛成し、惜しみなく賛辞を与えよう』(シュワッブ) 
『他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならず、他人に対して大きな迷惑をかける。人間のあらゆる失敗はそう言う人達の間から生まれるのだ』(心理学者 アルフレッド・アドラー)
人間の持つ性情にうちで、最も強いものは、他人に認められることを渇望する気持ちである』(心理学者 ウィリアム・ジェイムズ)
『どんな人間でも、何かの点で優れている。私の学ぶべきものを持っていると言う点で』 (思想家 エマーソン)
『相手次第で成果も違うが、概して言えば、どんな相手と話をしてもそのたびに自分自身の人生が広がる。それが何より成果だ』
(ハワード・ハージック)

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〜人が欲しがる八つの事〜

1健康と寿命
2食物
3睡眠
4金銭及び、金銭によって買えるもの
5来世の命
6性欲の満足
7子孫の繁栄
8自己重要感

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❷『聞き手にまわり、相手に喋らせる』

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人に嫌われたり、影で笑われたり、軽蔑されたい方は、以下の条項を行ってください。

*反対に人に嫌われたくない方は、行わないでください。

・相手の話を決して長く聞かない
・終始自分のことだけをしゃべる
・相手が話している間に、何か意見があれば、すぐに相手の話をさえぎる
・相手はこちらよりも相手の回転が鈍い。そんな人間のくだらないお喋りをいつまでも聞いてる必要はない。話の途中で遠慮なくさえぎる

世間には、この条項を厳守している方がいられます。

このような人は退屈でどうしようもなく、自我に陶酔し、自分だけが偉いと思っています。 

私は、恥ずかしながら過去にこのような行為を行なっていました。
しかし、人を動かすという本をを読み、このままだとまずいと思い、聞き手にまわることを意識しています。

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説得しようと、自分ばかりしゃべる行為は、思うように人を動かせません。
相手のことは相手が一番よく知っています。なので、人を動かすには、その当人にしゃべらせるのです。

人の言うことに意義をはさみたくなっても、我慢をする。相手が言いたいことをまだ持っている限り、こちらが何を言っても無駄です。大きな気持ちで辛抱強く、しかも誠意を持って聞く。そして、心おきなく喋らせる

自分のことは求められない限り話をしないことが、人を動かすのに大切なことです。

〜偉人の言葉〜

『自分のことだけしか考えられない人間は、教養のない人間である。たとえ、どれほど教育を受けても、教養が身につかない人間である』
(ニコラス・バトラー博士)
敵を作りたければ友に勝つがいい。味方を作りたければ友に勝たせるが良い』 (フランス哲学者 ラ・ロシュフコー) 
『どんな褒め言葉にも惑わされない人間でも、自分の話に心を奪われた聞き手には惑わされる』(ジャック・ウッドフォード)
『商談とは、特に秘訣などというものはない。
ただ、相手の話に耳を傾けることが大切だ。どんなお世辞にも、これほどの効果はない』(チャールズ・エリオット博士)

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(補足)

*こちらの補足の欄は、私が以下の項目を意識したことで自分は人として成長したなと思ったことです。よろしければこちらもご覧ください。 


①『人の美しい心情に呼びかける』

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人間は、自分自身を立派な没我的な人物だと思いたがる傾向があります。
人間の行為はいかにも美しく潤色された理由真実の理由で成り立っています。 

例えば、慕っている人から『あなたは、人を傷つけることもない優しい人だね』と言われたら、あなたならどう思いますか。
私なら、過去にどんなことがあっても、その人の前だけは優しい人間を演じることに努めます。 

この、人の美しい心情に呼びかけることを行うのです。

『人間は誰でも正直で、義務果たしたいと思っている。これに対する例外は、比較的少ない。人をごまかすような人間でも、相手に心から信頼させ、正直で公正な人物として扱われると、なかなか不正なことはできないものだ』(ジェイムズ・トーマス)

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②『イエス』と答えられる問題を選ぶ

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何かを伝えたい時、意見のことなる問題をはじめに取り上げてはいけません

まず、意見が一致している問題からはじめ、互いに同一の目的に向かって努力していると示すことが大切です。

相手から『イエス』と言わざるを得ない質問繰り返し行うと、気づいた時には最初に否定していた問題に対して、いつの間にかイエスと答えています。

『柔能く剛を制す』

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③『笑顔を忘れない』

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人に好かれる方は、常に笑顔である傾向があります。
笑顔を見せる気にならないときは、無理にでも笑ってみていただきたい。

一人でいるときは、口笛を吹いたり鼻歌を歌ってみたりして、幸福でたまらないようにふるまう。すると、不思議なことに本当に幸福になります。

快活さを失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも快活そうに振舞い、快活そうにしゃべることです。

『電話でセールスをする時は、笑顔を忘れるな』
(アメリカ中の電話会社が実施している一つの企画)

〜偉人の言葉〜

『物事には、本来の善悪はない。ただ我々の考え方しだいで善と悪とに左右する』(シェイクスピア)
『人は幸福になろうとする決心の強さに応じて幸福になれるものだ』
(リンカーン大統領) 

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〜モチベーションを上げる際に、実行すること〜

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家から出る時、いつでもあごを引いて頭を真っ直ぐに立ち、できる限り大きく呼吸する。 

日光を吸い込む。 友人には笑顔を持って接し、握手には心を込める。 
誤解される心配などせず、敵のことに心をわずらわさせない。  
やりたいことをしっかりと心の中で決める。 

そして、まっしぐらに目標に向かって突進する。 
大きな素晴らしいことをやり遂げたいと考え、それを絶えず念頭に置く。
  
すると念頭を達成するのに必要な機会が自分の中に握られていることに気づく。 

人間は心がけた通りになるものだ。 (エルバート・ハーバード)

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以上が、第三章 距離を縮める際に意識することです。

正直なところ、いちいち相手を意識しながら生活するのが面倒と思う方もいると思います。

私も、このような考え方でしたが、人は何事にも一人で行える量は限られていると実感した経験があり、考え方を改めました。

第一章〜第三章を全て自然にできる方は、人の上に立ち、幅広い信頼関係を得るのだと思います。

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恥ずかしながら書いている私は、全て完璧に出来ている訳ではありません。しかし、この内容を少しでも頭にインプットして置くことで、発言する言葉行動が変化し、人間関係が良好に至ったのです。

何か息詰まった時や、人間関係がうまくいっていないなと感じた際に
こちらのnoteを読み返していただきたいです。 

少しでも皆様の力になれれば幸いです。

第三章 距離を縮める際に意識すること 完

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今回の人間関係に悩めるあなたへは、D・カーネギーさんの『人を動かす』と言う本を参考に書きました。より詳しく、内容を知りたい方はこちらの本をお読みください。

最後に伝えたいこと

最後に補足で、伝えたいことがあります。

考えが変われば意識が変わる。
意識が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。

上記は、ウィリアムジェイムズさんの言葉で私の好きな言葉の一つです。
地道な作業ですが、いずれか必ず成果が出ると信じています。

是非とも、考え方を変えることから始め、人生を変えていただきたいです。


今後、あなたの人間関係が良好に至ること願っています。 


ご覧いただき、誠にありがとうございました。

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