【日経225オプション】7/20相場観測とトレード考察
皆さんこんにちは。
蒼井です。
今日から記事の構成を少しずつリニューアルしていきます。
しばらく試行錯誤させてください。
日経平均株価
抵抗線であった27100円付近を一気に突破してきました。
長期下落トレンドであり、引き続き下落圧力には弱いものの、短期では25700円~28300円のレンジ相場であり、今は上値を目指している最中です。
ここ数か月の値動きから見て、28700円以上もしくは24000以下になる確率は高くないと考えますが、ボラティリティの動きから28700円に挑戦する可能性はあると判断しています。
日経平均VI
日経平均の上昇に合わせ低下。
長期的に見ると現在の水準は中程度です。
〇直近のVI推移
21ポイントを割るには至りませんでした。
明日以降の動きに注目します。
スマイルカーブ(IV)
久々に上げの全盛り(日経平均の上昇に対し、コール側もプット側も盛る)です。
〇直近のIV推移
特筆なし。
トレード考察
オプションには無数の戦略があり、その中から最適な戦略を選んだトレーダーが利益を獲得していきます。
しかし、それ以前に、自分の相場観に合った戦略を選べるようにならないといけません。
また、「勝った負けた」という単純な振り返りではなく、どのグリークスが利益を出し、損失を出したのかをしっかり理解する必要があります。
そこで、今日から当分の間、相場観の例と、それに応じた戦略(主にスプレッド)をお示ししながら、かつ、バックテストによる振り返りも行いたいと思います。
なお、スプレッドは初心者にも組みやすいものから選ぶこととし、徐々に難易度を上げていきます。
バックテストから学びを得るのが目的ですので、エントリーは終値など計測しやすいポイントを使います。
(A君の相場観)
「日経平均は上昇すると思うが、どれくらいの速さで上昇するかは分からない」
・相場には強気だが、ボラティリティが不透明であると判断しています。
・こういう人は、オプションを選択してはいけません。
・ボラティリティの変化に対する影響を受けない先物の買いが正解です。
・「基本のき」なのでバックテストは割愛します。
(デビット君の相場観)
「日経平均はある程度早く上昇すると思うが、28500円は超えないだろう」
・相場には強気だが、上昇は限定的であると判断していますね。
・コールでブル・スプレッド(デビット・スプレッド)を組みテストしてみましょう。
明日以降、デビット君がどうなるか確認し、何がよかったか、何が悪かったかを検証しましょう。
(カバコさんの相場観)
「日経平均は多少上昇するだろうけど、少なくともコールのIVは剥げる」
・日経平均が上昇するとしても、「上げのP盛りC剥げ」でコール側のIVは低下するとの思惑です。
・先物ミニとコール売りを合わせた、デルタニュートラルのカバード・コールを組んでみましょう。
さてさてカバコさんも、明日以降どうなるか楽しみにしましょう。
今日はもう時間がないので、このへんにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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