【日経225オプション】8/12相場観測とトレード考察(SQ値28,525.62)
皆さんこんにちは。
オプショントレーダーの蒼井です。
今日は8月限のSQ日でしたが、あわや幻のSQとなるところでした。
それも踏まえて今日も相場観測とトレード考察をしたいと思います。
日経平均株価
ついにレンジ上限を上に抜けてきました。
「どこが夏枯れ相場じゃい!」って感じですよね。
(私は夏枯れ相場とは一言も言ってません)
SQ週に入り、8月9日、10日と下落。
節目28000円を割り弱い展開でしたが、米国CPIの発表を受けて好転。
8月11日(祝日中)もCFDは28100円付近まで上昇し、迎えたSQ日でした。
先物も28100円付近で寄り付きましたので、その辺がSQ値になるのが通常ですが、速報値はまさかの28525円!
「幻のSQになるのでは」とトレーダー界隈はざわつきました。
結局終値でSQ値を抜いてきましたが、華々しいレンジブレイクでした。
トレンド判定も変更します。
・長期下落トレンド→長期トレンド転換期
・短期25700円~28300円のレンジ→年初来高値更新狙い=29400円突破狙い
「上げると見せかけて下げるかも」
「下げると見せかけて上げるかも」
を気にしていたら短期トレードはできません。
当たる当たらないは別として、自分の中の軸となる相場観を持っておくようにしましょう。
日経平均VI
レンジブレイクとともにVIも長期底値圏です。
ここ何回かは、18台に来るとすぐに20台まで押し返されています。
ただし、「ここより下にはなかなか下がらない」という位置ではありますが、「この水準が続かない」というわけではありません。
長期上昇トレンドになると低ボラ相場が半年以上続くこともありますので、安易に「VI買っとけば優位性がある」とは考えないようにしましょう。
〇直近3か月のVI推移
過去3か月で見ても底値ですね。
過去3か月で一番原資産が高いんですから当たり前です。
スマイルカーブ(IV)
日経平均の上昇に対し、プット側が盛りコール側が剥げています。
「上げのP盛りC剥げ」で通常運転です。
トレード考察
コールも結構いい位置が剥げているので、「上げの全盛り」「下げの全盛り」「下げのP剥げC盛り」を取るチャンスを狙っていきます。
なんにせよ、ボラティリティトレードをするのであれば、スマイルカーブを見てIVの変化に集中しましょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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