【日経225オプション】8/8相場観測とトレード考察
皆さんこんにちは。
オプショントレーダーの蒼井です。
今日も相場観測とトレード考察をします。
日経平均株価
やや上昇はしたものの、28300円~28400円のレンジ上限帯を勢いよく抜いてくる兆候は見られませんでした。
この水準にある以上、長期下落トレンド、短期では25700円~28300円のレンジと判定しています。
=引き続き下落圧力に弱いと判断。
日経平均VI
日経平均はさほど上昇していないにも関わらず、VIは結構下げました。
長期で見ても底値水準です。
〇直近3か月のVI推移
短期で見ても底値です。
noteを書き始めて2か月弱、ようやくここまで落ちてきました。
スマイルカーブ(IV)
期近8月限はATM付近がごっそり剥げ、FOTMは盛っています。
「SQ前のV字剥げ」で通常運転です。
期先9月限は「上げのP盛りC剥げ」の型でこれも通常運転。
トレード考察
先週金曜日と変わらず、レンジ上限と想定している28400円にどうトライしていくかを注視し、SQ週のボラティリティトレードを狙いたいと思います。
SQ週のボラティリティ・トレードに「お手付き」は許されませんので、しっかり的を引き付けてからエントリーしたいところです。
(早くエントリーしすぎるとIV剥げて死ぬ)
「じゃあ、それってどうやって見分けるの?」
っていう話ですが、コツの一つを紹介します。
この画像は、「ゑもんレポート」さんがYouTubeで常時配信しているスマイルカーブをキャプチャしたものです。(今日の12時半ごろ)
赤字で囲った「ハゲてる」ポイントを見てください。
細かい解説は各自勉強していただくとして、要約すると、
先物は上昇傾向にあったにも関わらず、コールもプットもIVは剥げ始めていることが見て取れます。
オプション投資家が、まだまだ上昇、レンジブレイクして急上昇する!と考えれば、IVは盛ってきます。
コールが先行するようであれば、「上げの全盛り」を示唆(今これを狙っています)
プットが先行するようであれば、「上げのP盛りC剥げ」を示唆と考えます。
ところが今日は、先物が頑張っているにも関わらず、
オプション側は「今日はまぁ~こんなところかのう。」と一息ついています。
この時点で、今日はもう盛らないと判断しました。
先物を買いにいってるトレーダーも結構多かったようですが、停滞圏に突入していってるんじゃ…と思っていました。
単に「IVが剥げ始めたから今日はもう盛らない」と判断したわけではないので、安易にマネはしないようご注意ください。
結果的に…
「ね、盛らなかったでしょ?」
という感じになりました。
先物も停滞しましたね。(これは結果論)
そんなこんなで、引き続き観察を続けます。
今週は木曜日が祝日なので、チャンスが来たとしても数時間かもしれません。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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