ちょっとした自己紹介と、高校の時詠んだ俳句たち

はじめましての方も、そうでない方も、とりあえずここでははじめまして。

堤悠真と申します。

普段はプロダクション人力舎という事務所に所属して、「ふたりはリバース」という男女コンビで漫才をやり、アーティストシェアハウスに住み、古着屋でバイトをしております。

そんな僕が、漫才よりもファッションよりも先にハマったのが、俳句と小説でした。

高校の時に俳句と小説の制作を始め、没頭し、気づいたら二年連続で大学受験に失敗して、あれよあれよと言う間に東京でお笑い芸人になっていました。

大学受かってたら絶対芸人にはなってません。教員免許取ろうとしてましたもん。

そんな、僕が今の楽しくも博打な暮らしをする原因となった俳句と小説に、陽の目を浴びる機会を作りたいなと思って、このアカウントを始めました。
毎週水曜夜に何かしら投稿していこうと思っているので、おいとまな時にでも遊びに来てください。

今日は手始めに、僕が実際高校生の時に詠んだ俳句の中からいくつか抜粋しましたので、見てくだされば幸いです。

久々に高校時代のノートを引っ張り出してきたのですが、高三だけで数百句詠んでました。
そら大学落ちるわ。


梅芳る巣立つ乙女の鼻赤し

春嵐小さくなった祖父の背を

啓蟄の夜何度目かのくしゃみ

春夕焼今日は歩いて帰へろうか


黒南風の家路とゴスペルソング聴く

柵と柵と柵と柵と夏怒濤

蟬なくや火葬場にゐる我一人

三毛猫の後ろ姿よ夏暮れる

秋雨や喧騒被りただ帰る

電線を弾き飛ばして月がゐる

汐風を五体で浴びて十五の秋

待ち人のブレザー揺るる朧かな

天孫降臨冬雲破り日照らす

椿落つ待てど暮らせど春は来ぬ

自転車に突き刺さるなり冬の雨

寒空や踏まれひしゃげたダイヤの5

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