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●完全版:6/12(月)◆なぜ、日本の「漬けもの」は、これほども薬品漬けになってしまったのだろう。素敵な発酵食品との付きあいかたとは!

難(むずか)しいことを易(やさ)しく、悲観を楽観に、そして
全員の人たちを「笑顔へ」と、つなぎたい……。

★★なお、本文のコピーや、転載、転送、抜粋などは著作権法
  に触れます。皆さんには関係がないと思いますが、山田が
  今後も皆さんのために活動したいため、ぜひその点、よろ
  しくお願いします。


◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆
ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2023年6月12日(月)号

No.4649

毎朝、早朝5:00、全世界に向けて2つの
配信スタンドから合計約5200部を発行。
(日曜のみ休刊)

毎夕17:00には、【夕方発・エシカル号外】
も、全読者に配信中。

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、
上部に[PR]と記載した広告が掲載され
ますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や
『危険な食品』(宝島社新書)などの著
者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配
信。食べものだけでなく、人としての生
きかたを考えます。なんともユーモラス
な文体が人気のようで……。



★お知らせ★

3年ぶりに、読者の会「博々亭」(ひろび
ろてい)を再開いたします!~

このコロナ禍のため、人並みに(?)、下を
向いてソッとしていましたが、そろそろ再
開しようかなと思っております。

もし、ご参加希望のかたは、あまり日にち
が無いため、至急、ご連絡下さい。

ただ、あまり人数が多いようであれば、ま
た次回以降ということで、その点、よろし
くお願いします。

●開催日時:6/17(土)、14:30~16:00。
●開催場所:恵比寿のカフェ(以前の店)。
●締切日: 6/15(木)23:59まで。

ご参加希望のかたは、下記の申込みフォ
ームでお知らせ下さい。

ぜひ駆けてきて下さい。

あなたのご参加をお待ちしております。

→ http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P75608659




本日の「完全版」は、100%掲載です。
山田のすべてを、受け取って下さい。

本日の「短縮版」は、かなり省略してい
ます(「完全版」の申込みは、下記へ)
→ https://goo.gl/c6S6EQ






やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる
涙をストップさせたい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、
ぼくはいつもその方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180
度変え、家族を変え、文明を変え、歴史
を変えてきた重い事実を、知ってほしい。






▼本日の目次▼

【1】

本日は、出来たてホヤホヤの「新作原稿」で
す。

後日、電子書籍「社会の裏側!」として公開
するつもりですが、いつになるかは未定です。
ただ、読者限定で、この欄で先行して提供し
ています(「短縮版」は、前半だけ)。

(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を
発表しています)






==================

【1】今回のタイトル

なぜ、日本の「漬けもの」は、これほども
薬品漬けになってしまったのだろう。健康
を守る素敵な発酵食品との付きあいかた!

~手作りするなら、こうしようよ。もし買
うなら、これだけは留意しようよ。そして、
高齢者も若者も、ますます長生きして、世
界の平和に寄与しようよ。ねえご同輩~

==================

(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を
発表しています)






【目次(概略でもあります)】

★(第1章)

でも、当時の「漬けもの」は、もちろん誰
もが、自分の家で作っていました。いまの
ように、水も、お茶も、おにぎりも、漬け
ものさえも、コンビニやスーパーで購入し
てきても平気でいるような時代なんて、誰
も想像さえできなかったのです……

★(第2章)

この腸は、いままでは食べものの消化吸収
だけを行うこととされてきました。でも、近
年、「免疫力にも大きく関連」していること
が分かったのです。そして、そんな腸内環境
を良くする効果があるのが、いま述べている
「発酵食品」……というわけなんですね……

★(第3章)

なぜ、アメリカでは、赤ん坊の食べる食品に、
この添加が禁止されているわけですか。日本
では、ベビー食品にも添加されていますし、
子どもの食べるスナック菓子には、山盛りに
添加されています。外食店で家族で食べてい
るポテチなどには、上からいっぱい振り掛け
られていますしね……。

★(第4章)

ほら、こんなに簡単なんです。自分で作った
「漬けもの」なんて。ヘンに構えなくても、た
だ、「自分で作るんだ」……という気持ちだけ
でOKです。そして、まず、口笛を吹きましょ
う。そうしてから、おもむろに台所に突入しま
す。気の急(せ)くかたは、1時間も待たなく
ても食べられます……








★(第1章)

でも、当時の「漬けもの」は、もちろん誰
もが、自分の家で作っていました。いまの
ように、水も、お茶も、おにぎりも、漬け
ものさえも、コンビニやスーパーで購入し
てきても平気でいるような時代なんて、誰
も想像さえできなかったのです……




皆さん、「スイカの皮」なんて、食べたこ
とあります?

ぼくの子どものころには、夏になればいつ
も家族で「スイカの皮」を食べていたモン
です。

え?
捨ててしまう、あのスイカの皮を、食べる
って?

そうかあ、山田サンのところって、かなり
貧しかったのねえ、そうか。

あのねえ。

夏になると、ぼくの子どものころは、どこ
の家でも、「スイカの皮の漬けもの」が食
卓に出てきました。

スイカの皮そのものじゃありません。
「スイカの皮の漬けもの」です。

もちろん、自家製!

エアコンもなく、ガタガタ叫んで鳴いてい
る扇風機のそよ風を顔に受けながら、中庭
を向いてテーブルに座り、家族みんなで
「スイカの皮の漬けもの」をいっしょに頬
張る。

いやあ、昔は良かったですなあ。

こうして、昔のことをほのぼのと懐(なつ)
かしく言うようになれば、それは年を取っ
た証拠……だと言われます。

★★★

まあ、それはともかく、それをかじった
ときの、あのポリポリポリ、カリカリカ
リ……という音。

そして、周囲に漂(ただよ)う夏の香り。

時々、わざわざ指で触ってみたときの、あ
の感触。

すべてが、まさに夏そのものでした。

夏になれば、なぜか、この「スイカの皮の
漬けもの」を、嬉しそうにかじっていた山
田クンの顔が、そこにあったのです。

当時は、きっと、どこのご家庭でも、そ
うだったのでしょうね。

いまから思えば、ぼくたちの世代は、子
どものころから、こうして、世にも素晴
らしい素敵な「発酵食品」を山盛り食べ
て、「スクスクとお育ちに」なりました。

★★★

だから、戦争直後のあの廃墟の中にあっ
ても、ぼくたちの世代はみんなで団結し
て、日本を復興させてきたわけですね。

まあ、もちろん、ぼくたちの親の世代
がその復興の中心でしたが、でも子ど
ものぼくたちも、その一端を担(かつ)
いでいました。

●●の背中を、一所懸命押していた(●
●は、下記の設問をご覧下さい)。

そして、全国民で「敗戦」という涙を
呑んだあとでも、世界に冠たる優秀な国
として成長させ、いまでは世界から先進
国の首脳たちが、先日の広島のように、
わざわざ日本に集まるまでになったわけ
ですね。

こんなこと、ほかの国ではあり得ません。

もちろんどこの国でも、現実には、まだ
まだ問題点は山積みですが……。

でも、いまの若い人のように、ファッシ
ョンがどうの、ブランドものがどうの、
スマホがどうの、グルメがどうの……な
んて、ぬるま湯に浸かっているようなこ
とは、ぼくたちの若い世代では、誰も言
ってはおりませぬ(笑)。

★★★

おっととと……閑話休題。

つい、余談になりました。

いま、「漬けもの」のお話しをしている
のですが、当時はスイカの皮を瓜(ウリ)
のように切って、漬けものとして食べ
ていたのです。

そう、「スイカの皮の漬けもの」。

とくに、食欲旺盛なぼくなど、食べられる
ものであれば、もう何でも総ざらいでした。

山田クンは、まるでネズミか……(笑)。

でも、当時の「漬けもの」は、もちろん誰
もが、自分の家で作っていました。

そんなこと、当然です。

……と言うより、ほかに、どのような方法
で、手に入れればいいのか。

当時のぼくたちは考えもしませんでした。

いまのように、水も、お茶も、おにぎり
も、漬けものさえも、コンビニやスーパ
ーで購入してきても平気でいるような時
代なんて、誰も想像さえできなかったの
です。

お茶を買う?
おにぎりを買う?
漬けものを買う?

そんな「アホな行為」を、日本人の誰が
するものか。

ぼくは自然に、そう思っていました。

でもその「アホな行為」を、誰もが、いま
自然に……している(もう、笑うしきゃな
い。笑)。

いま、こうした光景を見て、ぼくは、日本
民族の将来のために、大いにショックを受
けております。

果たして、いまのままでは、日本に子孫た
ちが存在するのかどうか。

★★★

確かに、中身の難しい加工食品なるもの
は、仕方ないかもしれません。

でも、ふだん家族が食べるものについては、
実際に、裏庭で穫ってきたものや、八百屋
さんで買ってきた野菜たちを元にして、家
族みんなの顔を思い浮かべながら、台所で
調理をしていたものです。

ところで、今回は「漬けもの」について述
べているのですが、その内容がいまは以前
とかなり変化してしまったことを、ぜひ
お知り下さい。

この「漬けもの」とは、皆さんご存じの
ように、「発酵食品」です。

そして、ぼくたちの周囲に、いかに多く
の「発酵食品」があることか。

たとえば、ぼくたちがいつも食べる和食
は、この「漬けもの」だけじゃなく、そ
のほとんどが「発酵食品」なんですね。

目を閉じて想像して下さい。

★★★

たとえば、毎日の食卓に並ぶ料理。

ぼくたち日本人が使う、醤油、みりん、味
噌、酒、お酢など、その基本調味料のほと
んどは、麹菌があってはじめて作ることが
できますよね。

日本ならではの調味料だと言えます。

そして、そこには、それぞれ無駄な材料が
一つも入っていません。

すべて違って、それだけあればいい。

すべて違って、みんないい……(金子みす
ゞさんの声。笑)。

もし、こうしたホンモノでできた「発酵食
品」の価格が高いという人がいれば、その
使いかたが問題なのでしょうね。

本当は、ホンモノの調味料を使えば、逆に
量が少なくなり、しかもホンモノの味を堪
能できて、かえって食費は安くなるものな
のです。

ドバッドバッと、安い調味料を使うように
使うから、高くつくわけですね。

ぼくなど、調味料を使うのは、ホンのちょ
っぴり。
そう、息を止めて、ソソソッと……(笑)。

★★★

そして、自分で料理を作るのであれば、外
食のように無駄な添加物も、無駄な調味料
も使いませんので、無駄が無くなるわけで
すね。

食費も安くなる。

まあ、いずれにしても、ぼくたち日本人は、
こうしたホンモノの「発酵食品」とともに、
その歴史を歩んできました。

そうした歴史が、ユネスコの無形文化財と
して、この「和食」が選ばれた背景にもな
っているのでしょう。

外国人のほうが、和食の本質を、よく見て
います。

だから、ぼくたちは、ホンモノの「発酵食
品」を未来の子孫たちに遺(のこ)して
行く重い責任を背負っているわけですね。

あなたも、こなたも、そなたも、みんな、
そうですぞ(笑)。

もう、二度と、夕方の帰り道、デパ地下や
駅地下などに寄って、あんな甘ったるい
「ニセモノの漬けもの」を、カゴに放り込
んではいけないんです。

そう、それこそ、ぼくたちの大きな義務
でもあるんですね。

ところで、いま皆さんが当たり前のような
顔をして口に入れている市販の「漬けもの」。

いったい、それらの特徴は何でしょうか。

もし、それらの問題点が分かれば、もう二
度と口に放り込むことはしないでしょう。
そうですよね。

え?
それでも口にするかもって?(笑)

どうぞ、ご随意に……(あたしゃ、もう知
りません。笑)。




★(第2章)

この腸は、いままでは食べものの消化吸収
だけを行うこととされてきました。でも、近
年、「免疫力にも大きく関連」していること
が分かったのです。そして、そんな腸内環境
を良くする効果があるのが、いま述べている
「発酵食品」……というわけなんですね……






まず簡単に、この「発酵食品」が、なぜ、
ぼくたち日本人を健康に育ててきたのか。

そのあたりを、説明しておくことにしまし
ょうか。

この「発酵」とは……えっと……腐敗と同
じことです。

あ、逃げないで下さいな(笑)。

菌や微生物、それに酵母などが、自分自身
の持つ酵素の力でタンパク質などを分解す
るわけですね。

こうして、生きものに有益な物質を生み出
す現象のことが発酵する……と言います。

だから、その原理は「腐敗」と同じなんで
すね。

人間に有益なのか否かというだけで、区別
されるというわけ。

そしていま、先述したような和食ブームに
乗っかって、こうした「発酵食品」は、世界
的なブームになっております。

しかも、嬉しいことに、日本人の皆さんは、
子どものころから、その流れの真っ直中
(ただなか)にいるわけですね。

これを活かさない手はありません。

★★★

ぼくたちの周囲にある「和食」の中には、
多くの「発酵食品」がありますが、まず
は、穀物や豆を発酵させているものが
ありますよね。

たとえば、味噌、醤油、納豆、日本酒など。

次に、魚を発酵させたもの。

たとえば、塩辛(しおから)や鰹節(かつ
おぶし)など。

そしてもう一つが、野菜を発酵させたもの。

これこそ、いままさしく述べている「漬け
もの」がそれに当たりますよね。

ダイコンでも「スイカの皮」でも、キュウ
リでもナスでもニンジンでもゴボウでも白
菜でも、本当に何でも、素敵な「漬けもの」
に変身させることができます。

★★★

こうして見てきますと、「和食」とは、まさ
に「発酵食品」のオンパレードなんだとい
うことがよく分かります。

ぼくなど、朝起きて、すぐに熱い味噌汁を
すすりますし、熱いご飯の上にはネギをま
ぶした納豆をかけて、「納豆丼(なっとうど
ん)」を頬張っております。

そして、キュウリの浅漬けをポリポリ。

味噌汁のダシにはカツオ節(ぶし)。

まさに、すべてが「発酵食品」なんです
ね。

★★★

でも、ただ見た目だけの問題じゃないんで
す。

この「発酵食品」の大切さは、もちろん健
康面でも非常に有用です。

とくに、このコロナ禍の中にあって、腸と
の関係が注目されています。

だって、「腸は第二の脳」と呼ばれるぐら
い、体にとって重要な臓器の一つですから
ね。

この腸は、いままでは食べものの消化吸収
だけを行うこととされてきました。

でも、いつかもこのメルマガで述べました
ように、近年、「免疫力にも大きく関連」
していることが分かったのです。

そして、そんな腸内環境を良くする効果が
あるのが、いま述べている「発酵食品」
……というわけなんですね。

これでは、利用しない手がありません(笑)。

★★★

腸内には多くの菌が棲(す)み着いています。

それらは、「善玉菌」とか「悪玉菌」などとも
呼ばれていますが、それらは、どちらも意味
があって存在しているわけですね

互いのバランスによって、ぼくたちの体調も
左右されているわけです。

どちらかだけというように、極端な考えになる
と、「ロシア軍によるウクライナ侵攻」のよう
になってしまいます(笑)。

戦争とは、自分だけが正しい……と主張すると
ころから勃発(ぼっぱつ)しますからね。

互いが、いや、自分も悪いところはある。
お前にも、良いところがある。

そう思っていれば、戦争など起こりません。

日本人は昔からそのような考えがありました
が、それは「日本語の構造」から言っても、
はっきりそう言えます。

なにしろ、欧米語や中国語のように、いつも
第一人称の自分ばかりを主張する言葉では相
手と対立してしまいます。

日本語は、相手と「同じ方向を向きながら」、
対話しますので、対立が起こりようがないん
ですね。

★★★

まあ、話はだんだん逸(そ)れてしまいま
すので、元に戻しますが、腸内細菌を整える
には、この「発酵食品」が大きな役目を果た
しています。

よく、「発酵食品」なんて言えば、ヨーグル
トなどを頭に浮かべるかたもいますが、あな
た、いつから外国人の頭になりました?(笑)。

日本人の先祖たちは、大昔から、何も言わず、
シレッとした顔で、こうした「発酵食品」
を、眼を細めて口にしていたのです。

そして、この太平洋に浮かぶ小さな島国なの
に、「一大文明」を築いてきたわけですね。

余談ですが、世界史の教科書で「世界4大文
明」だなんて習いますが、ぼくは、「日本文
明」こそが、その大きな一つだと思っています。

まあ、西洋の彼らのことですから、どれだけ
優れた日本でも、最初から無視したいのでし
ょうけどね(笑)。

そのため日本は、どこの西欧列強の武力にも
破れない。
そして、どこの国の技術にも負けない。

しかも、江戸時代の末期には、すでに、世界
一の教育を全国民が受けていたわけですね。

★★★

当時から、日本は凄(すご)い国でした。

これには外国勢の彼らは驚きです。

彼ら欧米列強の自分の国には、文盲(もんも
う。ぶんもう……ではありません)のかたた
ちで溢れていました。

でも日本では、もうかなり昔から女性たちが
文学にたしなんでいたわけですからね。

江戸時代には、各所に、藩校や寺小屋などの学
校が存在していました。

そうしたところから、後世、活躍する人たちが
続出しています。

こうした事実も、ただ単に表面的なことだけを
見るのじゃなく、先人たちが体を作るために、
いつも口にしていた「発酵食品」の存在を背景
に考えるべきでしょうね。

そう、「心の入れ物は、体なんです」。

体がしっかりしていなければ、いかに優しい心
を持っていても、いかに優れた頭脳を持って
いても、いかに細かな技術を持っていても、
何の役にも立ちません。

いざというときに役立つのは、自分の体です。

★★★

まあ、そのようにして、ぼくたちの先祖サン
たちは「腸内細菌」を整え、体を堅固(けん
ご。けんこ……じゃありません)にしてきま
した。

ぼくたちがマネをしない理由がありますか(笑)。

「発酵食品」を再度見直したいものですが、い
までは、先述したように、「市販の漬けもの」
は、もはや「漬けもの」ではなくなりました。

いったい、どういう表示を見破ればいいのか。

そして、それの何がどう問題なのか。

次章で、もう少し探ってみましょうか。

そして、最後部分で、自分で「漬けもの」を
作るときに楽しいことなどを、少し述べて
みたいなと思っています。

お楽しみに。

さてっと……。




★(第3章)

なぜ、アメリカでは、赤ん坊の食べる食品に、
この添加が禁止されているわけですか。日本
では、ベビー食品にも添加されていますし、
子どもの食べるスナック菓子には、山盛りに
添加されています。外食店で家族で食べてい
るポテチなどには、上からいっぱい振り掛け
られていますしね……。






いやあ、「市販の漬けもの」に使われている
クスリには、本当にさまざまなものがありま
すなあ。

もう、改めて、驚いております。

だって、「漬けもの」……だと言いますと、い
かにもその言葉の響きから、自然っぽいイメ
ージがあると思いませんか。

そのため、その表示欄に書かれている小さな
文字は、意図的に読もうとしない人が多いの
じゃないですか。

「私は、原料表示欄は見ないことにしているの」
……なんて恐ろしい人もいらしたりして(笑)。

まあ、自分の体です。

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