アナと雪の女王を久々に見た

こんばんは、ちかと申します。

※ディズニー作品『アナと雪の女王』へのネタバレだらけです

クリストフというキャラを知っていますか？アナと雪の女王、アナのパートナーになる、相棒のスヴェンと氷をこよなく愛する”臭くて勇敢なトナカイの王様！”（オラフより）。

私は全てのディズニーキャラ（人外は別枠として「人」としてのキャラ）の中で、クリストフが一番すき。私以外で「一番」といっている人は見たことがない。印象「可哀想」「2番目の男」「プリンスらしくない」「でもいいやつ」「トナカイ」…そう、そうのとおり！

好きな部分はそれはそれはたくさんある。

相棒であるトナカイのスヴェンを心の底から信頼し愛していること、商売道具で生活の全てである氷を愛し売ってきたこと、荒っぽく見えて真面目、ほんの少しトナカイ臭いことを気にしていること、髪の毛の色が明るいことを気にして隠していること、トロールを家族として大切にしていること、氷の宮殿に感激する無邪気さ、ちゃんと意見も文句も言うところ、歌が上手、義理堅く、真面目で優しくて放っておけなくてアナの頼みを聞いたこと、アナが「その日あった男と婚約した」と言った時憤る常識のある山男っぷり、そこで「食べ方が汚かったら？」「足のサイズは？」といったこと（四角い足を気にしているらしい、かわいい）、かく言う自分も一緒に活動するうちにアナの行動力に惹かれていったこと、アナの安全を1番に思うようになる心情の変化と婚約者がいるからと口をつぐむ姿、雄弁な瞳、アナに触れる全ての腕と手が優しく紳士的であること、アナにエルサの氷が刺さったあとに触れて温めてあげたくても婚約者がいるからと我慢すること、照れて顔を覆うところ、トロールに作ってもらった王冠をつけたアナに見惚れる姿、「結婚を認める」のトロールの声に満更でもなさそうなところ、真実の愛ときいてアナのために恋敵のもとへ連れて行くところ、アナの危機を知りスヴェンに乗ることもなく走って向かう姿、アナがエルサに走り寄りクリストフを待たなかった時の大きく悲しげな瞳（場面もあるけれど映画で一番心苦しかった、でもわかる、クリストフはアナのそういうところが好きなんだよね）、ハンスが正気に戻った時に1番に殴りに向かうところ、アナに目で訴えられて「なんで」って顔をするところ、アナが幸せであることに幸せそうにする姿、アナからもらったソリに感激してアナを持ち上げてくるくる回る無邪気さ、「キスしたい気分だ！」「ああ、できればだけど…ええと、こういう時って…」初心で愛らしく、アナから頬にキスをもらってタガが外れるところ！（幸せにしてもらえて本当によかった！）

久々に映画を見て、あまりにもときめきすぎて初恋の再現かと思った（？）のでnoteにした。

私が作ったのか？と思うほどの理想。優しく、真っ直ぐ一途で、自分の意思がある、仕事を愛し環境を愛し家族を愛する、人生のさまざまな形を受け入れ、紳士で、愛を「相手のため」という行動でうつせる…なんにも！何にも言うところがない！もっと言えば丈夫そうな体も大好き。アナというキャラクターを好きになるというところも。

（私はアナも大好き。家族を愛し、行動力と想像力があり、華やかな感性と前向きさと危なげが放っておけず、クリストフの献身に気付き真っ直ぐに愛し、姉がいるにもかかわらずクリストフが「氷を運ぶ係」という天職から離れないようにしてくれた。ソリに楽器も乗っていた、アナがであったその時からクリストフの良さの一つに気づいていた証拠よね、クリストフと愛し愛されるアナの素晴らしいところ）

もちろんキャラクターだ。本物の人ではないし、キャラクターであれど、たった一側面しか見ていない。でも、十分じゃないか？あんな瞳と優しさで包まれてみたい！みたいったらみたい。

彼は、ディズニープリンスの中では割と異色だとおもう。山育ちの山男、2番目の男だし、割とずっと報われない。かっこ悪くて、素朴で、いわゆる「王子」とは大違い。だから、だからこそいい！ハンスとの比較がまるで皮肉に思えるほど、彼はディズニーにも愛されている。アナ雪2なんて、あまりにもクリストフがディズニーに贔屓されているので心配になったほどだ。（私はアナ雪1のクリストフで恋に落ちたので、2のキザでアナ馬鹿が顕著で不器用なクリストフはアナザーストーリーのような位置付けにとどまっている）（もちろん2のクリストフも好き）

多分、色々な啓発があるのだと思う。家族愛が大きな主軸であるこの作品においてアナの恋人を彼にした理由は、きっと、クリストフをいいやつにしたかったからとか、そう言うのにとどまらない。

製作秘話も知りたいわ、それでも、でもそれはそれ、これはこれ。

今日は、たったこれだけ。クリストフ、一生すきです！