見出し画像

思いつきで始めるまで。コロナウイルス状況下で。

今日初めてこちらに投稿。

何故かと言うと、まぁコロナウイルスで暇だからだ。

掃除も断捨離もやってるけど、パソコンに触らない日々が増えていて仕事がいざ始まった時に感覚を取り戻すのに時間がかかりそうだし、一生に一度あるか分からないこんな有事の事態、後で読み返してこんなことあったなぁと忘備録になればいいと思っている。

2020年。私は4月に36歳になった。

仕事は派遣社員。とある大手企業で内勤の仕事をしている。

仕事の詳細や内容についてはどのくらい話せるかわからないので現時点で伏せておく。いずれ詳細を書けそうであれば紹介したい。

2018年から今の仕事に就いた。

それまでは旅行会社で営業事務のような仕事をしていた。

またその前はいろんな仕事を転々とした。営業、アパレル・・・。

大学を卒業してから長く続いた仕事はスーパーのレジ打ちか今の派遣事務。

26歳の時7つ上の気の優しい夫と結婚して今年で10年が経つ。また夫の事はこれまた後日紹介するとして。

前置きが長くなったが初投稿なので自己紹介も必要だろうとつらつら羅列してしまった。

対岸の火事。

2020年4月、とある金曜日。私は誕生日を職場の皆さんに誕生日を祝ってもらった。

そこからまさか1ヶ月以上皆と会えなくなるとは。

年明けてしばらくして、どうも中国の武漢と言う街で「新型コロナウイルス」が蔓延しているとニュースが飛び交っていた。

対岸の火事だと思って大変な「国際的な問題」なんだなーとやり過ごした。

だがしかし、あれよあれよとヨーロッパにも広がり日本にもダイヤモンドプリンセスが横浜港に着岸し、「国際的な問題」から「自身に降りかかる問題」へと状況が一変しつつあった。

仕事にも影響が出始めた。取引している会社が在宅勤務や営業所を一旦封鎖するなど慌ただしくなってきたのをPCの画面越しに感じてきた。

夫がマスクがどこにも売ってないと言ったのはいつだったか。

そんな事はないとドラッグストアへ行ったけどなんとマスクの棚はからだった。

店員さんの断り文句も慣れたものだった。何人にも聞かれてるのだろう。

花粉症なので家にマスクのストックはあるけど、この時異様な光景だなと不気味な悪い予感を感じていた。

大都会東京。私は埼玉から通勤している。花粉も軽症だったのでマスクはしていなかったが電車に乗ると1車両私以外の全員がマスクしていた。

マスクはマスクに意識が入ってしまい、仕事中は集中力が下がるから嫌いだった。

「マスク、通勤のときだけでもつけてくださいね」と、派遣の営業さんに言われてから電車の中だけすることにした。

そして電車、朝座れる。わー。時差通勤や在宅勤務の人が増えたのだろう。快適だったなー。ずっとこのままであればいいなー。嫌いな満員電車とおさらばできて朝から機嫌よく職場に向かえるのはいいなー。と、ほわほわ。そこは良かった。

ほわほわしているが、同僚の住む街で感染者が出たとか反対側のビルで感染者が出てビルが封鎖になったとか、沿線沿いの街でコロナが出たとか私の住んでる街で感染者が出たとかじわじわと近くまで忍び寄る問題にまでなってきた。

こわい。

緊急事態宣言。

時を戻して4月のとある金曜。

会社のコロナ対策は少し前から一斉メールで配信されていた。

例えば、持病がある方や妊婦さんは自宅待機するとか、会社で感染者が出た場合、ビルを封鎖して濃厚接触者が特定されるまで全員自宅待機、って事とか、10人以上の飲み会禁止とか。

上司からその事でしっかり話があった。この会社はこんな末端の派遣社員にも会社の方針とか今の現状とかしっかりと話してくれる。流石だ。ありがたいこと。

こんなに対策が取られているのでものすごーい大企業だとお気づきの方がいるだろう。何千人もの人が働く会社だ「これだけの人数いたらもう誰かかかってるよねー」と同僚と業務の間に話したなぁ。

そんな中、何度も対策が変更になっていった。更新されるたびメールが届く。

きっと状況に応じて会議をして方針を変えてきたのだろう。柔軟。

ふーん、と思っていつも見ていたが、今回は毛色がちょっと違った。

簡単に言うと「政府が緊急事態宣言を出すらしい。出したら全員在宅勤務な。個人情報扱う部署は在宅勤務は正社員だけ。派遣は自宅待機。まぁ宣言でたらまた連絡するからその心持ちでいてね。」と。

おやおや?緊急事態宣言??あーーついにきたか。

中国もヨーロッパも都市封鎖(ロックダウン)しているし、日本も感染者が増えたらいつかはそうなるかもと思っていた。

メールを見た派遣社員の仲間と「お給料はどうなるのかな」「その期間有休使えばいいよね」「え有休何日ある?」「いつまでになるんだろうね」なんて話しをした。皆不安である。自分が守られる範囲が分からない。派遣はそう言うものだから。

その場で期待させたら悪いから言わなかったけど、妊婦さんの同僚が自宅待機していて「会社の都合だから。」と、全額お給料出てるし、なんとなく私もそうだろうと思っていた。

緊急事態宣言。これは有事の事態なのだ。戦争みたいだ。人が亡くなってるしコロナウイルスとの戦いって事である意味戦争だ。

金曜日はこんな感じだったかな。

自宅待機。

日曜日、派遣元の営業さんからメールが。

「拠点のビルでコロナ感染者が出た。とりあえず明日は来ちゃダメ。まだ何にも決まってないからまた明日連絡する。」って事だった。

わーーー。ついに来た。てかあれだけ勤めていたら誰か遅かれ早かれ感染してるだろ〜。と思っていたのであまり驚きがなかったが、こんなに身近な問題になったんだと思った。

みんなも不安だったお給料の事だけ質問して返信した。それもまた明日連絡するとのことで返信が来た。

ほんとに急な事で何にも決まってないんだな。

そうこうしているうちに緊急事態宣言が出された。

緊急事態宣言は4月7日からGWの5月6日まで。

とりあえず月曜朝起きて営業さんからの連絡を待った。

暫くして営業さんからの連絡が来た。「4月6日はビル封鎖だったけれども緊急事態宣言が出されたので5月6日まで自宅待機」と。

心配だったお給料は「時給×時間」で100%出してくれるとの事だった。4月から交通費も出してもらえるようになったけどそれは無し。

残業代はもちろん無いけど、これでひとまず安心。生活をあまり変えなくて済む。

自宅待機。私の仕事はもろ個人情報を取り扱う仕事をしている。

派遣社員は在宅勤務が許されなかった。個人情報を漏洩したら困るし派遣社員は在宅勤務ができるような契約では無いからだろう。

うちは部屋は2つあるし(2DK)Wi-Fiも早い方。環境としては申し分ない。

在宅勤務したかった。やりたいポテンシャルだけある。役に立てない自分が申し訳ない。

在宅勤務になったらあれ買ってこれ買って快適に仕事しようと妄想だけ膨らむ。

周りの正社員の友達はInstagram見る限りでは在宅勤務だったり在宅出来ない仕事だったり様々だ。

在宅勤務、なんかかっこいい。許されてる正社員がまた選ばれし者で特別感があって良いよね。

まぁ派遣社員なんてこんなものだ。

毎日。

なんか役立たずだなーとしょげていても仕方ないので前向きに考える事にした。

私はお給料もらってるから自宅待機という名の業務をしていると思っている。

この間、仕事に役立ちそうな本を読んだり英語や漢字検定の勉強をして自宅待機明けにちょっとだけ進化した仕事ができれば良いなーと。

いろんな店が閉まってるけど本屋は空いてるので本を3、4冊購入。

朝はなるべく平時と同じ時間に起きるようにして午前中は掃除や家のことやって午後からは本を読んだり勉強の時間としている。(朝は弱いので辛い)

幸い夫からの助言もあり、退屈せずに過ごせていると思う。

派遣の営業さんから5月17日まで自宅待機延長と連絡が来た。

はっと突然思う。会社で使用する何かのログインパスワードを忘れそうになってしまい携帯のメモに入れた。

なんかのパスワードは忘れた。メモった紙、会社のロッカーにあるけどすぐ見つかるかな。

こんなに業務に離れていて5月18日使いものにならないだろうな。感覚が戻るまでどのくらいかかるかな。

こんなに長い休みは大学の時以来だ。でもライブもフェスもディズニーもやってない。旅にも行けない。ジムも封鎖された。こんなのは初めてだ。

仕事のストレスはないが家にいなければいけないストレスもある。

何にでも悩みはつきものだ。

私が住む街は東京のベットタウンだからスーパーに行くと人がいっぱい。銀行にも行列。ソーシャルディスタンスとは。

報道で見る渋谷や新橋、新宿の方が人がいないでしょ。

良いこともあった。

断捨離して売った洋服がお金になった。掃除がうまく出来た。ZOOMでのリモート飲み会が意外に楽しかった。ふるさと納税や浄水器や普段調べない事を調べたりもできた。

そしてこうやってnoteに投稿することもできた。

この期間を有意義に過ごそうと思えたことで在宅勤務への憧れも消えつつある。

まだ自宅待機の期間は1週間と3日ある。これ以上延長がなければ。

早く友達や同僚の皆に会いたいが、仕事以外の事に集中できるこの期間も大事にしたいと思う。

後から思い出した時にこの期間で人間が豊かになった時期とでも思えたら良いな。

しかし仕事、休み明けいつもより時間かかりそうだ・・・。がんばろう。

終わりに。

子どもの頃から作文が得意だった。あんまり褒められたことはない先生からも褒めてもらえた記憶がある。これでインターネットで文を書くのがどう言うものかが分かったのでまたちょくちょく更新できればと思う。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?