君のために僕がある証明 //220117四行小説
君に出会うために僕は産まれてきたんだ。君はそうではないと思うんだけど、少なくとも僕は君に出会うために産まれてきたと確信を持って言える。
君は生きてさえいてくれたら僕は生きられる。だから君が死んでも僕は何度でも君を作ろう。年の差なんてどうでもいい。端からそんな関係は望んでいない。君がいないと僕は存在できないから、僕が君の存在を安定させる。君は君のまま君でいてくれるだけでいい。こちらを見ていなくたって構わない。君の遺伝子さえあればいい。それだけで僕は自分の存在を肯定できる。
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