走れそうな気がした //211017四行小説

 いつものように半袖で外に出たら、冷たい風が腕を襲う。そういえば寒くなると天気予報で言っていたことを今更ながらに思い出し、家に戻ってパーカーを引っ張り出してきた。薄手のパーカーで丁度良い気温で、これなら走るのにも良いかもしれないと思う。
 運動不足が祟って、ちょっと不調でもあったからこれを機に走るのもありだろう。何かを始めるのにもいい季節なのだ、秋は。疲れてめげても美味しいものがあるので尚更。

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