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最近は自分の考えていることや思っていることを人に伝えるのが怖い


前までは、文章を書くのが好きだった。
自覚はないが完璧主義らしく、理想が高いというか、目指すべき自分には到底なれない自分に対する自己肯定感はとても低いのに、
一方で誰かに認められて安心したい承認欲求というのかが強かった私にとって、
「なにを考えたか」とか「なにを考えているか」といった答えがないものを誰かに伝えてわかってもらうのは、唯一安心できる行為だったようにも思える。

それなのにいつの間にか、人の文章を読むのが怖くなって、結局自分の文章を書くことも伝えることも、なんなら自分の意見を考えることも怖くなって、放置する始末。
前者については2つの理由がある。1つ目はいろんなことしててすごいなというのを見るたびに自分のできてなさを投影してしんどくなるからという、メンタルが落ちている期間によくなるやつ。2つ目は誰かの文章を読んで自分の信じていたものとかを否定されるということを経験したから。その対象がこれまであまり多くなかったからやっていけたけど、例えば自社に対する口コミとか。会ったことのないはずの人の一単語で死にたくなるから、怖くなった。(怒りが先に来ちゃって情けなくもなる)私も誰かを傷付けてしまっているのかもしれない。謝罪と同時に私なんかの言葉は気にしないでくれと願う。

後者、自分の意見に対して自信がなくなってきたのと、考えていることは山ほどあるんだけど結果としてなにも出てないから、「考えた結果がこれ?」って突っ込まれるのが怖いから、な、気もする。
最近はそういう環境に身をおきすぎているからかもしれない。周りからの期待が怖い。なんとかやっているつもりではあるけれど、その一番の原動力は、失望されたくない、だから、顔色伺って、歯車のかみあわなさに絶望しながら毎日生きている。


ぼーっとしていたら、noteのアプリを立ち上げてしまい、下書きに残ったままになっていてもう書き上げることはないだろう読書感想文たちを横目に過去の日記を読み直したら、思ったより悪くなくて救われた。
最近は仕事のことばかりだったので、いつも他人からの評価を気にしていたけれど、人生については人から評価されるものではないよな、と、思い、文章を書いてみようと思った次第です。



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