ゲーム依存症3

はじめにゲーム依存症の話ではないけど、思い出したので書きます。

息子が3歳の頃です。既に子供部屋があって息子の物は子供部屋に納めてありました。

おもちゃがいっぱいです。

おもちゃで遊ぶときに1つのものでは遊びません。

プラレール、トミカ、レゴブロック等複数のものをたくさん出して遊びます。これは、何の問題もない遊び方だし自由に遊ばせればいいと思っています。

だがしかし、片付けが上手に出来ない。なんとなく雑然としている。毎月本を買ってもらっていたから本棚の整理もしなければならない。3歳の子供の片付けだし、それでもいいと思っていた。そんなに完璧にはいかない。

ある日、片付けが追い付かず部屋が散らかっていた。

散らかった部屋を見て旦那が「3時までに片付けろ!」と確かお昼過ぎだったような…

約束の3時。必死になって片付けたけど片付けきれなかった。それを見て、「約束守れないやつはこうだ!」と言って、片付けたものも何もかも引っ張り出し外に投げて火を放った。

泣き叫ぶ息子。

私は、手を出すなと言われていた。手出しが出来ない。

長女に燃えてないおもちゃを助けるように頼んだ。

長女が泣き泣きおもちゃを救出。息子は、泣き叫ぶだけ…

私は、手を出すことが出来ない。やれば旦那に怒られる。怖くて逆らえなかった。

私は、何にもしてあげられない絶望感と申し訳なさと情けなさと旦那に対する怒りとでいっぱいだった。

あとになって、「このくらいやらないとわからないだろう」という旦那。私は、何と言っていいのかわからなかった。

わざと焦がした乗り物の図鑑。トミカの立体駐車場。

旦那は、この事を思い出すようにわざと焦がして燃えてるところから避けたと言う。

性格悪いって思った。そんなことしなくていい。ただでさえトラウマになりそうな出来事、いや、事件だった…虐待と言っても過言ではない。

息子には、本当に忘れられない出来事になった。


その後、同じように片付けられない日があって、出掛ける予定があった。息子が4歳の時。

旦那がキレる。

「留守番して片付けておけ!」と…

当時、DSを持っていた。片付けをしているはずの息子だが、留守番している間に遊んでいたのだ。

慌ててDSを隠したのがバレた。

その後、無期限の取り上げ。


こんな風にことあるごとに、息子は何かやらかすとゲーム機の無期限取り上げになっていた。

これが中学生になるまで続く…

もちろん、ゲーム中の暴言、ゲーム機を壊す、床を叩きつける、等、相変わらず続いていました。

自分が好きなゲームを取り上げられた時の気持ちがわかるはずだろうに…少なくとも私がゲームを1度は止めさせてる。

制裁を与えるときは、必ずゲーム機没収、ゲーム禁止だった。ひどいのは、ゲームデータ消去。

子供のゲームする時間も決まっていた。

平日は1時間、土日は2時間。これは許せる。

旦那は、無制限だ。なんで?

「俺は朝から晩まで働いてるから、いくらゲームしたっていいんだ。働くようになったらいくらでもやって構わない」と…

働いてるから無制限?

仕事にも影響出てる訳ではない。だけど、そんな理屈通るのか?​

確かに仕事は朝から晩までびっちり働いてくるけど、父親の権力を振りかざし、制裁を与えるときは父親ぶって、子供と遊ばないで自分の遊び優先。

制裁を与える時は、必ずゲーム無期限機没収。友達とも遊べない。

友達はいい子ばかりで息子に合わせて遊びを選んでくれた。それが救い。

私が相談事があっても「お前の考えすぎだ」とか「深刻ぶってる」と言って相談にもならない。

親と遊んだことないから遊び方がわからないなどと親になる努力をしない。協力もしない。

話してもムダだし、話しているところでゲームを始めるし、私には、考えられない行為だった。


「いつまでも少年の心を持っている」と言ってゲームをやり続けていた。


子供達にゲームを与えたのは旦那だ。楽しく遊べる日もあった。家の唯一のコミュニケーションツールだった。だけど、息子に対する制裁、ゲーム中の暴言、罵声によって家庭崩壊への道へ進んでしまう。


次回は、家庭崩壊の原因のひとつとなったゲームの話をしたいと思います。

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