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嫌いになれない その2

嫌いになれないことで、こんなに苦しい思いをしたことはない。

旦那のこと嫌いになれたらいいのに…

以前にも書いたけど、情が移っただけなのかな?
でも、一緒には暮らせない。
もう疲れた。気配を感じるだけで嫌なのだ。それなのに嫌いじゃないというのは、意味がわからない。

私の大好きな人は、旦那が持っていないところを持っている。
これは、憧れなのか?
疲れきった心を満たしてくれた優しさは、心の隙間に入り込んだだけだったのか?

心の動きってどうすることも出来ない。

歩いたり走ったりすることは、止められるけど、心は動いてしまったら「止まれ」って思っても止められないことがある。

行動は、止めることが出来るのだ。
少し考えれば、冷静になれば、行動は止めることが出来る。

心の動きをコントロールするには、強大なエネルギーがいる。
理由もなく自然に動いた心は、無理に戻そうとしたり止めようとしても簡単には止められないし、無かったことにはならない。

既婚である私には、どうすることも出来ない恋。
相手にとっても私にとってもハイリスクなのだ。それだけに、私の性格上燃え上がってしまっているのかも知れない。

「会うのを止めよう」って言われる前は、ただのお友達感覚だったのか、ほのかに恋をしていたのか?
でも、決定的だったのが
言われた瞬間にとても切なくなった。

その時に、本当に好きになってしまったんだと気付いた。
それに気付いていなければ、こんなに苦しい思いをしないで済んだのか?

それともほのかに恋をしつつ、お友達感覚で会うことが続いていたとしたら、それでも今ほど好きになることはあったのだろうか?

わからないけど…
もっと鈍感な心がだったら良かったのに…


もう、「男なんて」っていう気持ちでいた時に巡り会った。
人を好きになること思い出させてくれた。
こんなことが起きると思っていなかった。
女を忘れていた私にときめきをくれた。

必要な出会いだった。

きっと…



好きになり過ぎた。

簡単に忘れられない。

嫌いになれない。


困った。


心は止まらない。

自分に嘘はつけない。

でも、このままでいてはいけない。

だけど、ずっと、この気持ちを大切にしたい。

嫌いになれたらどんなにラクか。

嫌いになれない。

大きなハートに包み込もうって思ったけど種類が違う。

旦那と大好きな人は別なのだ。

純粋に好きだという気持ちを大切に

たとえ、どうにもならない恋だとしても私には、大切な人。

でも、私が重すぎた。

本当なら忘れてしまった方がいい恋。

嫌いにはなれない

ごめんなさい好き過ぎて…

どうしたらいいのだろう…


でも、少しずつ心が落ち着いてきた。

きっと思い出に変わる。

嫌いになればラクだと思っていたけど、大好きなまま思い出に変わる。

これが私に出来ること。

そう信じて…

自分を信じていく。

自分で決めていく。


私は、周りの助言に頼りすぎた。

自分のことは自分で決めていかなければならなかった。
決断するのが怖かった。

自分が危なっかしくて怖かった。

本来の私に戻る。

思い出せ、本来の私。

出会った頃の私に戻る。

だから、もう安心して欲しい。





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