見出し画像

凄く頑張ってる

昨日、道端で見つけた名前も知らない花。どこを探してもここにしかなかった。末っ子のように優しくて強そうだ。

中2の終わりまで校舎に入れず、顔出し登校をしていた末っ子。
3年生になって、昨日まで休まずに自転車で通い、全日程をこなし頑張ってきた。

登下校共に、一緒に自転車で走って欲しいと言うので、私も頑張って自転車で伴走していた。

月曜日から頭がふわふわすると言っていて、怪しげな雰囲気があった。

昨日は、三者面談があり、どのような学校生活を送っていきたいのか話し合った。

実技4教科は、通常クラスに参加すると表明した。
それが悪かったのかどうかわからないが、スッキリしたような、疲れたような表情をみせた。それでも、ニコニコしながら去年の今頃と全く違った姿を見せていた。

去年の今頃は、うつむいたまま、うなずくことしか出来ず、たどたどしい話し方で気持ちや考えを伝えるのが難しかった。
ところが、昨日は驚いた。
顔を上げて、先生と会話が自ら出来る。家で話す様子とさほど変わりなく、この急な変化に驚き、嬉しく、ここまで来れたものだと喜びを伝えずにはいられなかった。


自宅に帰ると全身の力が抜けて何も出来なくなっていた。

とてつもないエネルギーを放出していた。

この頑張りを継続させるためには、頑張りすぎないことが必要だ。

昨夜から、不安でたまらなかった末っ子。
「行けるかなぁ?」
「休んじゃダメだよね」
「自分の仕事しなくちゃ」等々
寝られるかどうかも不安で、いつまで傍にくっついて話をしていた。
私のお腹の肉を触って、「柔らかくてもちもちする」って顔を埋めていた。
触りたいだけ触らせて満足させて、本人の意思で布団に入った。

今朝は、布団に潜っていた。
これは、ダメサインなのだ。

朝から、声をかけるか、待つか悩んだけど、行きたいのに間に合わないガッカリはさせたくなくて、声をかけてみた。

状況で判断。これはダメだと…

無理させてはいけない。

ここまで頑張って来れたのだからと親の欲や期待で頑張らせてはいけない。

そう思った。

調子が悪すぎて不安で仕方なかった昨夜、この不安が別の不安を呼ばないか心配でもある。
とにかく、休んでリセット出来ればいいと願ってやまない。

明るい兆しが見えたかと思ったが、暗雲が立ち込めてる…
こんなもんだと思っていくしかない。
開き直るまで時間がかかった。その時間を無駄にしてはいけない。

頑張るだけが脳じゃない。

今日は、休もう。
なにもしなくたっていい。
好きなことしたっていい。
思いきった行動がきっと先に繋がる。
そう信じていこう。

まだ起きられない末っ子を無理に起こさない。

実は、明日が末っ子の誕生日。
14歳最後の日。
気付くかな?

凄く頑張ってる末っ子
明日、いいスタートが切れるようにしよう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?