ヒダカユウイチ

PRに関わって20年以上。PR会社で15年以上、その後起業して企業のマーケティング・P…

ヒダカユウイチ

PRに関わって20年以上。PR会社で15年以上、その後起業して企業のマーケティング・PRのコンサルティングをしています。今は自分の会社と並行して、特任准教授として大学広報に関わっています。大学広報関係者の絡み歓迎です!

最近の記事

大学広報の人たちが共通して感じている課題と解決のヒント

今年に入ってからいくつかの大学の広報担当の方たちと意見交換をする機会があった。大学広報で輝かしい成果を挙げているところにもお会いできて、本当に色々とためになる話を聞くことができた。各校それぞれに工夫があって、うちの大学も参考にしていかなければいけないなーと思ったところもありつつ、一方で共通している課題があることもわかった。今日はそのあたりを整理して書いていこうと思う。 ①人員体制が十分ではない/プロが育たないおそらくどの大学にも広報を担当するチームはあるけど、その人数や体制

    • 大学広報におけるオウンドメディア運用の価値

      「今さらオウンドメディアの話?」という気もするけど、大学広報に関わると、改めてオウンドメディアというプラットフォームの価値に気づく。先日書いた「大学広報のおもしろさと難しさ」でも触れたが、とにかく大学の中にはコンテンツ化できる素材が扱いきれないほど眠っている。ただ、日の目を見ないまま見過ごされてしまっている数も膨大だ。そんな素材を活用しきるために使えるのがこの「オウンドメディア」だと考えている。大学広報におけるオウンドメディア運用の価値については大きく3つ。そのあたりを今日は

      • 大学広報のおもしろさと難しさ

        大学広報に関わって2年ほど経ったので、一度振り返ってみようかなーと。 広報の経験は長年あれど、大学にまともに関わったことはほとんどなかった。とある大学でPRについて講義したことが数回、あとはPR会社にいるときに大学に対して提案する機会はあったけど、しっかり入り込めたというプロジェクトはない。そのときはほかのクライアントもあったし、色々な業種を担当していたし、大学というジャンルに対して「なんでうまくいかないんだろう」と考えるヒマもなかった。 そんなこんなで今のポジションの話

      大学広報の人たちが共通して感じている課題と解決のヒント