休日はオフラインで、自分と対話を。

空想に生きる夢
誰かとの接続を感じる

現実の時計とは
仲良くなれずに

信じる心が失われている
それでも雨の朝5時30分は心地よい

◇◇◇◇◇

現実を乗りこなす
そんな言葉と感覚は正義なのか

考察するほどでもないのだけれど
言葉にするとなんだか鼻につく

乗りこなしたいし
勝ち越したいけれど

犠牲になっている何かがあると
予感してしまう

そんな中でも忘れたくない
思いやりと成功の感覚は

順番に私を導いてくれる

心の中で唱えたことが反響して
実現の道標を示す

時には悲しみを
そして時には喜びを

この対比も陳腐になっている
感情を振るわせる言葉よ、来いこい

◇◇◇◇◇

スマートフォンを手放して
次の休日は過ごしてみたい

誰かの何かを期待すると
どうしても心ここに在らずだ

現実の身体との乖離は
時間の密度すらも薄くしてしまう

3時間のスマホ断食をしたが
それはそれは私との対話で溢れて

ある種の瞑想を実現したような気分になった

24時間手放したのならば
3日分くらいの濃度で時は流れゆくやもしれない

そんな期待をしている

◇◇◇◇◇

学びの質もそういう意味では
時間密度に依存しているだろう

どんなに目の前に学問の門が
開かれていようとも(しかも不平等に!)

右手の延長線上に
世界とつながるマシンがあれば

ペンを握る握力は奪われてしまう

インフラを超えて
生活の核とまでなった彼らを手放した時に

今までにない自分との出会いがあり
生活の不便さを教えてくれるだろう

スマホは不便だ

なんてつぶやく未来に向けて
こんな提案をしてみようと思う

◇◇◇◇◇

・休日オフラインデー

■準備
スマートフォンをベッドに置く
ペンと紙(できればノート)を用意
インスタントカメラを用意

■楽しみ方

スマホをあいさつをして
玄関のドアを閉める

公園や駅など
パブリックな場所へ足を運ぶ

今行きたいと思う場所や
食べたいもの、したいことは浮かんだらノートに書き出す
ただしネガティブなことはノートに書かない

ある程度のところまでノートに
言葉が溢れてきたらその中の一つを今日実行する

実行にあたっても
感じたことや考えたことなどを
ノートに書き出す

インスタントカメラでは
心が動いたときにサッとシャッターを切る

◇◇◇◇◇

最初の30分はどうしても
心も言葉も理性的になっているだろう

それでも1時間あれば自然と暇になるので
自分と対話せざるを得なくなる

アテもない言葉や
無責任なイラストがノートの上に
走り書きされるようになればこっちのもの

どれだけスマホで調べても出てこない
私の思いや野望が目の前に現れる

可能であればインターネット接続は避けよう
PCもオフラインにしておくか持ち出さないのが吉だ

◇◇◇◇◇

いかがであろうか

実践するのであればまずは1人からが良い
2人であると自分の声が薄まってしまうから

とはいえ普段からモードに入れるのであれば
2人の場合には効果が2倍になりうる

その理由は言葉にするのが勿体ないので
ぜひ試してみて、なるほど、となって欲しい

お金を出してまで
スマホから距離を置く人がいる今日この頃

断捨離という言葉が浸透した世界で
世界との接続を絶ってみるのはいかがだろうか

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