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ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(爬虫類&昆虫)2020・12 その23

こんにちは、ネイチャフィールドXという開拓地を開墾している20.315です。おおむね、変人です。

本格的な冬になってきましたが、今日も元気に生命体を探し求めています。

冒頭の写真は、何だと思いますか?

そう、2体のセミの幼虫です。しかも、木の根に吸い付いている最中なのに、20.315が根っこを引き抜いてしまったのです!食事中に、すまん!

根をブラブラしていたら、さすがに口吻(こうふん)を離して、地面に落下してしまいました。↓

ネイチャフィールドX その23-2

開墾作業をしていると、結構な確率でセミの幼虫に出会います。2匹とも、堆肥の中にそっと入れて土をかぶせましたが、おそらくお亡くなりになると思います。セミの幼虫は木の根から養分を摂取するのであり、堆肥を食べるわけではないからです。カブトムシやコガネムシの幼虫とは違いますからね。

かといって、柔らかそうな木の根が地中のどこに生えているかは、人間にはわかりません。土を掘って、セミの幼虫を戻したととしても、彼が木の根にたどり着くかどうかはわかりません。つまり、セミの幼虫をみつけてしまうと、ほとんどの場合、その幼虫は死んでしまいます。生き長らえる可能性はほぼありません・・・。ごめん。

ネイチャフィールドX その23-3

↑ ニホンカナヘビも、冬眠している地中から掘り出されます。
冬眠中なので、完全に動作が緩慢になっています。ほとんど寝ぼけ状態です。夏場の、あの俊敏な動きは全くありません。

ニホンカナヘビは、堆肥や地中にもどしてあげれば生き長らえると思います。頑張って生きていけよ!

ところで、何で20.315が土を掘っているのかというと・・・。

ネイチャフィールドX その23-5

開拓地「ネイチャフィールドX」は50年以上前には人家があり、人が住んでいたんです。約200坪の土地ですから庭らしきものもあったでしょう。
それが取り壊されて、50年以上の間放置され、やがて竹林と化した土地だったんです。

上記写真ではわかりづらいのですが、完全に平坦な土地ではなく、所々に窪んだ場所があり、様々な作業に支障をきたします。

そこで、盛り上がっている場所を削り、時には掘り、窪んだ場所に土を放り込んで、できるだけ平坦な土地に改良しているんです。

ですから、最近はほとんど土木作業員です。

ネイチャフィールドX その23-4

その、土木作業をしている最中に、セミの幼虫やニホンカナヘビに出会うわけです。

土木作業は、正直、大変です。笑。

こんなに寒いのに、1時間ぐらい作業すると全身が汗びっしょりになります。周囲からみたら、完全に変人です。

ネイチャフィールドX その23-

夕暮れには作業を終え、へとへとになりながら帰宅します。

20.315の年末年始は、原則、土木作業期間となります!

※写真は全て20.315が撮影。場所も全てネイチャーフィールドX。

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