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新青春の門 第九部:漂流編

新青春の門 第九部:漂流編  著者 五木寛之さんの紹介です。

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はじめに:

九州は筑豊の炭鉱で生まれ育った伊吹信介。その幼馴染の牧織江をはじめ、彼を取り巻くいろいろな人々とのふれあいや様々な出来事を経て、波乱に満ちた人生を歩み始める。

長く書き継がれてきた大河青春小説である。

もともとは、五木さんが1969年から週刊誌に断続的に掲載していた小説がはじまり。1998年4月の第八部まで断続的に掲載され、その後しばらく継続されていなかったが、2017年より23年振りに再開された、たっぷり昭和の時代の小説です。

過去にテレビドラマや映画化もされた作品です。

いままでに出版された作品:

「第1部 筑豊篇」
「第2部 自立篇」
「第2部 自立篇」は雑誌掲載時には「立志編」とされていた。
「第3部 放浪篇」
「第4部 堕落篇」
「第5部 望郷篇」
「第6部 再起篇」
「第6部 再起篇」までについては、1989年(平成元年)から1990年(平成2年)にかけて著者による大幅な加筆を受けた「改訂新版」が出版され、それ以後は通常はこの「改訂新版」が流通している。
「第7部 挑戦篇」
「第8部 風雲篇」
「第8部 風雲篇」については、1993年(平成5年)7月から1994年(平成6年)4月にかけて雑誌『週刊現代』に掲載された。加筆修正の上、2016年(平成28年)12月に刊行された。
2004年に講談社文庫から刊行された「新装決定版」は、文字を大きくし装丁を改めたもので、本文は「改訂新版」と同じである。
「新・青春の門 第9部 漂流篇」 (以上、Wikipediaより引用)

ずいぶん昔に「第5部 望郷篇」までは読んだ記憶があるが、その後はとんとご無沙汰していました。したがって内容は飛んでいるところが多い。

そんななか、「青春の門」が「新青春の門第九部:漂流編」として再開されたとのことを耳にして思い出しながらページをめくってみた次第である。図書館で予約して届いたら大活字本シリーズであった。

本自体は大きく厚くなってしまうが、活字が大きく目の衰えを感じる人間には大活字本は有難かった。

新青春の門第九部:漂流編

伊吹信介はシベリア、バイカル湖のほど近くにいた。
幼馴染の牧織江は、いまは歌手となり東京で生活していた。

遠く離れた、信介と織江のそれぞれの物語が交互に展開される。

DNAの螺旋状の染色体ようにぐるぐる巡るあいだに、はじめ分からなかった何千キロも離れた二人の間の関係性が少しづつ見えてくる。また、役回りの掴めなかった関係する登場人物のそれぞれの役割もすこしづつ解き明かされていく。

そして、それが一つの大きな渦へと流れ込んでいく。

それは、ある財宝の伝説とつながり、国と国との駆け引き事にも進展していきそうでもある。

そんな展開で第九部:漂流編は終わるが、もちろん続きが期待される。

次作はいつ頃だろうか。来年、またはその翌年か。

それにしても、早く次なる第十部の表紙を開けてページをめくりたいものだ。

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