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第19回日立さくらロードレース参戦記➁後半:ゴール達成とご褒美。

2019年4月7日(日)に開催された、第19回日立さくらロードレースの
紹介、の後半です。

日立の街の様子なども少し記載してみたいと思います。

日立市概要:

茨城県日立市は、県の北部に位置し現在の人口は17万人ほどです。

日立製作所の発祥の地としても知られています。創業者の小平浪平氏の名を冠した小平会館(ホールや展示場として利用)という施設もありました(今はなくなったようですが)。

日立では、市の名前を「ひたち」と呼び、日立製作所は日製「にっせい」と呼んで区別しています。

言葉は少し特徴的で、語尾に”~だっぺよー”は、よく使われます。

良い人が多い感じです。

さて、日立駅と水戸駅の間には、日立、日立多賀、大甕、佐和、東海、
勝田、水戸と7つの駅があります。昔はその駅名を冠した日立製作所の大きな工場がそれぞれの駅に隣接してありました。

水戸以北は日製の街と呼んでも良いくらいの感じだったと想像します。
現在は分社化等でどう区分けされているか、わかりませんが。

さくらロードレースに話を戻しますと、

スタート直後の圧巻の1kmほど続く桜並木のことは前回説明しましたが、
このレースにはもう一つ、見どころがあります。

それはコースの後半にある、海の上の高架道路から一望する太平洋の眺めです。これは、10km、ハーフに参加すると眺めながら走ることができます(通常時は車しか走っていないので人は入れない道だと思います)。

少し、この6号国道バイパスのことも説明しておきます。

6号国道バイパス:

日立市の中心部を通る国道6号線は渋滞が多い道路でした。

そこで、商店や住宅および工場が密集する市街地を避けて、日立市北部から中部にかけて、ほぼ太平洋の海岸線に沿って建設されたのが、6号国道バイパスです。

一部区間は、高速自動車国道等でない一般道としては全国的にも珍しい海上高架橋となっています。この道路の耐久性は優れており、2011年の東日本大震災の津波にも耐え、地震で寸断された近隣の市や町の交通網を支える重要な役割を果たしました。

レース後半戦とゴール:

ハーフを例にコースを簡単に紹介すると、桜並木を眺めながら気分よくスタートした選手たちは、その後海沿いの道を南下していきます。

この道が少しくせ者です。5km南に下って折り返すのですが、途中に2~3回のアップダウンがあります。それほどきつくは有りませんが、往復だと倍の数のアップダウンとなり脚にきます。人によってはこの登りの付近で歩いたりします。油断なりません。

5km折り返し後、市の中心部まで戻ると10km到達となり、後半戦へ突入です。

ここからが、先ほど紹介した高架道路のコースになり、5km走って戻る感じです。

これまでは一般道の走行で沿道からの声援も有りましたが、ここからは給水所以外には人はあまりいません。唯一応援があるのは後半折り返し手前にある地元の太鼓の保存会の人たちが毎年やってくれる太鼓演奏です。

この太鼓にはいつも助けられます。ありがとうございます。

しかし、ここで油断してはいけません。最後の難関が待ち構えています。

太鼓を過ぎて程なくして、コースは高架道路を右に外れ、一般道に向かいます。それがずーっと1kmほど続く上り坂、歩く人が増えてきます。

坂をの上りきると折り返してまた高架道路に戻ります。あとはゴールまでひた走るのみ。ホテル 天地閣の屋根が見えてきたらもう少しです。

高架道路に別れを告げて市中心部にはいったら、また歓声に応援されながらゴールとなります。

ご苦労様でした。

ご褒美:

さて、自分へのご褒美は人により色々と思いますが、日立ではゴール後の銭湯がお勧めです。

場所はスタート地点から1分、すぐです。名前は福乃湯
東日本大震災のときにもいち早く営業を再開し、街の人達に喜んでもらった銭湯です。昭和レトロを感じさせる大衆浴場を満喫してゆっくり汗を流してください。

首都圏方面の場合、帰りはJRだけでなく東京駅直通の高速バスも選べます。ゆっくり座って帰れるのがいいですね。

最後に:

最後に、練習を続けるコツですが、モチベーションを無くさないようにすることです。一つの方法としては、レース申し込み終了後、周りの人に参加することを宣言することです。宣言したら練習するようになります。

頑張っていきましょう!!

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