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BeatSaberはなぜ神ゲー?


(前半部分は購入過程です) 

先日Oculus Questを購入。

チームリーダーの押しもあって、開発機として買ったクエスト君。
(実際には開発はさほど進んでいない)


まずHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を被ってやることはデモアプリを起動すること。クエスト君にはデフォルトにデモアプリとして、いくつか入っている。一番最初にやったのはVRボクシング「CREED」

結論から言うと自分には合わなかった。


理由は簡単でVR酔いをしたから。

正確には自分の体質はVR酔いしやすい

VR酔いする人がなんでVR機器買ってるいるのかな邪推な話は置いといて、やはりVRゲーム進出が遅れている原因の一つはこのVR酔いと言っても過言ではないと思う。

次に「SUPER HOT」。これは面白かった。比較的にVR酔いせずにアクションが楽しめる。(今度買います)

次は「REC ROOM」。ジャンプした瞬間にHMDを置いた。ハイスピードなFPSをプレイした記憶はあるが、気持ち悪いイメージだけが残り悪印象。この時にVRとコントローラー(スティックでの操作)でのプレイ操作の相性の悪さを体感できた。実際このゲームのプレイ時間は5分も経っていないし、対戦部分に至っては30秒でやめた。(VR酔いに耐えられなかった)

そして最後に「Beat Saber」をプレイ。すごくよかった。レビューでも面白いと言った高評価な意見は聞いていたが、想像以上のプレイ感だったのをデモだけでも感じられた。


悩んで2ヶ月

デモで良いと思えてもすぐに買わなかった理由。それは単純にVRゲームを買ったことがなかったと言うのもあるが、それ以上にVR酔いを心配して敬遠していたから。Rec roomをプレイした時のトラウマが購入に足かせ付けていた。自分が遊べるゲームはないのではないかと、自作まで考えていたほどなので相当なもの

(自分が動かなくても良いホラーゲームを考えていた...完成しなかったけども)

と、そんなこんなで、1ヶ月くらいはクエスト君に埃を被せていた。

そんなある日に

Beat saberのプレイ動画をあげている動画に行き着く。凄く楽しそう!とレビューで見る以上に感じられたのだ。

(実際はアバターが可愛くて、楽しそうにプレイしていたから)

半分衝動買いの様にBeat saberを購入!!


実際に製品版をプレイしてみて

 正直なところデモでもプレイできていたので、遊びの部分での驚きは少なかった。...が色んな曲を試していくうちに数時間が経過していた。危惧していたVR酔いが感じられない。直感的 ...本能的に

神ゲー認定


なぜ神ゲーなのか1週間プレイしてみて感じたことをまとめる。

まずはどんなゲームなのか概要を説明する

スクリーンショット 2020-07-14 23.07.59

普通の音ゲーと同じようにノーツが流れてくる、それを両手で持ったライトセーバー(コントローラー)を矢印(白い三角形)の方向に切っていく単純明快なゲーム。

実際にやってみると意外にも難しい...。


実際に1週間毎日プレイしているとわかる、自然と難しい譜面もクリアできるようになる楽しみは他の音ゲーと同じですかね。

と、薄い感想でこのゲームレビュー(?)を終わらせてしまうのはもったないので、神ゲーポイントを列挙していく。


1.臨場感が違う

VRゲームの醍醐味、臨場感がモニター、スマホでやる音ゲームとは別格と言える。

背景が譜面によって変化するときの演出は一つの映像作品としても差付けない。

音についても耳元でノーツを切る音が流れるなどリアルな感じが演出されている。

こればかりは実際にプレイしてもらないと感じることはできないのが悔やまれる。

2.ノーツを切る爽快感

音ゲーといえば、スマホのタップ、アーケード機械の物理ボタンなどが一般的だろう。BeatSaberはそのどれも違う上にプレイヤーに与える体験(感覚)が全く違う。

その明白な違いを生み出している正体とは

振動


それだけ?

と思うかもしれないが、それがすごく大きくプレイに影響している。1つ目に挙げたように視界は臨場感で溢れているが、それだけでは本当の臨場感(実際に自分がプレイしている感じ)を味わうのは難しい。

そこで大事になるのはレスポンス

一般的な音ゲーであれば、視覚と聴覚だけで自分がノーツを打ったと認識することが可能である。スマホゲームや一部のアーケード機械であれば振動もあるかもしれないが、BeatSaberでの「振動」とは違うと言える。

何が違うのは、それは単純。コントローラーを握っているかどうかだ。

デバイスの良さをしっかりと使えているBeat Saberの振動はノーツを切る気持ち良さを演出しているコアとなっている

切った瞬間に直接手に伝わる振動で

「あっ今切った!」

とプレイヤーが知覚できると同時に気持ちよさを脳内に伝わる。

プレイしていてこの振動に常時感動していた。

逆に視野が狭まれているVR音ゲームだからこそ、コントローラーの振動は必須なのかもしれない


考察

・臨場感がプレイヤーの没入感を演出

・更に振動と言うレスポンスを付与することで爽快感を演出

・つまり神ゲー みんなも買おう!・

あとがき

 実際BeatSaberからは様々なVRのエッセンスを身をもって体験することができた。だが、やはり「体験」を人に伝えることは難しいと言うか無理。この障害がどうしてもVRが流行らない(HMDが普及しない)ことなのだろうと記事を書いていて思った。ただ逆説的に考えればこの「体験」さえしてもらえれば普及するのは時間の問題ではないと言える。今後のVRの課題としては、更なる臨場感の演出強化か普及のために「体験」を伝えるかが発展するところなのだろうと考える。個人的には後者の方がとても気になるし、この方面での研究は進めていきたい。

































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