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市役所を早期退職して ど~するオレ? 〈転職〉VS〈起業〉 

 Mahalo~😊

 今回は、53歳のときに「早期退職して、ど~するオレ?」となり、「転職」するか「起業」して商売するかって悩み、検討した話をします。
 結果として、「起業」が私の中では勝利しました😉

 ※書き始めたら長くなってしまいましたので、あらかじめご承知おきください💦
 


1 早期退職しようとしたきっかけ

 それは、50歳になったころから「定年退職(当時60歳。今、65歳になりました。)まで市役所で働いて楽しい人生が送れるか?」という疑問?自問自答することが多くなりました。

 ここで、私が50歳のころの家族構成ですが・・・(この後、離婚しています😅)
 ・ 長女 30歳 バツ2 シンママ 子2人(別居)
 ・ 次女 28歳 社会人 独身
 ・ 長男 20歳 専門学校生

 長男は、成人し2年後には社会人となり子育て終了というタイミング。
 ちょうどこの時期に夫婦関係が危うくなりなり始めました😅

 一方、仕事は、市役所で大きなプロジェクトに関わり、ひと段落ついたころで、燃え尽きた感が心に芽生え(🌱)始め、これまでの不満も溢れ出してきました。

・ 自分の職責、大きなプロジェクトもがんばった!
・ 後輩の人材育成も成果を出せた!
・ 役所特有の仕事も楽しかった!
・ くだらない役所のルールに もぉ~うんざり💦
・ 無茶苦茶なトップダウンの対応に もぉ~うんざり💦 
 「白は白」「黒は黒」!(笑) 
・ 定年退職の制度が変わるようだ!
・ 退職金が減るかも?早期退職の退職金は上乗せされて定年退職と同等

 家族と仕事の状況を考えるとタイミングがいいかと思い、ここから早期退職への準備が始まりました。


2 私のスペック


ここで、私について、大学からの職歴、資格などなど・・・
 
〈職歴ほか〉
・ 某N大学 建築学科卒業
・ 中堅の下くらいのゼネコンで工事の現場監督
・ 某市役所で建築確認行政、学校耐震化事業、庁舎管理業務、工事等の検 査業務、庁舎建て替えなどなどを担当し最終の職位は係長

〈資格〉
・ 一級建築士
・ 一級建築施工管理技士
・ 建築基準適合判定資格者
・ 普通二輪(スクーター限定(笑)で49歳で取得)
・ サッカーの指導員⚽

〈番外〉
・ 行政書士資格受験
・ 宅地建物取引主任者受験
  ※今後もチャレンジ(笑)
・ 小学校4年生からサッカー(高校生の時、当時の読売クラブ(現東京V)のセレクション受けるも最終段階で落ちる)
・ 少年サッカーのコーチを14年
・ 身長 175cm 体重 75kgくらい(ここ1年で10kg増)

 資格では、建築関係はいい感じに取得できました。
 宅建は、勉強しないで受験・・・当然、受かりませんでした(笑)

3 早期退職する前にやったこと

 大きく次の3つです。

 まず、調べたことは、退職金がいくらもらえるかでした。
 定年退職、普通退職、勧奨退職(早期退職)のそれぞれの金額を調べました。
 結果、定年退職と勧奨退職はほぼ同額で、普通退職は、他と比較して500万円ほど少なかったです。

 次にスキルアップするために資格の取得に取り組みました。
 資格は、取得して起業ができ、また転職にも有利で、建築や市役所での業務に関係するものを選びました。
 前述の行政書士は公務員17年間勤務したことで試験免除になることをしりました。(登録できるそうです・・・勉強する以前に調べておくべきでした・・・)
 宅地建物取引主任者は、勉強が不十分で取得できていませんが、リベンジする予定です。

 このほか某企業さんが企画してくれる「独立フェア」や「フランチャイズフェア」、「転職フェア」に参加し、いろんな企業さんの話を聞きに行きました。


4 もし転職なら

 私は、ゼネコンで3年勤務した後、某市役所に転職をした経験があります。

 転職するなら候補は2つありました。

 一つは、もともと興味があった不動産業です。
 
 建物については、工事中や完成後の検査、現状建物の状況など、これまでの経験で十分に見てきました。

 土地については、場所、接道状況、大きさ、形状、土地の履歴によって価値が変わるので、良い土地とそうでない土地を見極めて売買し、お客様の役に立ちたいと思いました。
 また、不動産投資にも興味がありました。

 もう一つは、今と同業種の地方公務員です。

 余談ですが、私の勤務していた某市役所では、ここ数年、他の市役所、区役所、または都庁、県庁へ転職する後輩が増えています。

 私と同じタイミングでも県庁へ1名、区役所に1名へ転職していきました。某市役所は、外見と中身のイメージギャップが大きすぎるようです(笑)。
 
 同業種の転職は、何となくルールが似ているため、今の経験がすぐに活かせて、民間企業の新しい業種よりも早く馴染めると思いました。


5 もし起業なら

 「起業って転職よりも夢があってワクワクするな~!」と単純に考えてしまいました。(おそらく「独立フェア」で話を聞いた影響が大きいです(笑))

 起業の業種候補は、2つありました。

 一つは飲食業です。ありきたりですが(笑)、こじんまりとしたカフェを開くことを考えていました。コーヒーに特化し、食べ物はなぜかスコーン🤣

 テイクアウトしやすく、コーヒーに合い、作るのが簡単そうだからです(笑)。

 業態は、キッチンカーでいろいろな土地に行くのも楽しそうだと思いました。
 キッチンカーで移動しながらいろんな土地のコーヒー豆を仕入れ、移動先で販売するというサイクルにすると、多くの人に普段飲めないコーヒーを提供できると思いました。
 素敵な場所に巡り合えたら、そこで店舗型カフェを開業するのもいいかなと考えるだけでワクワクしました!

 しかし、いろいろ調べてみると、キッチンカーを作成して保健所の検査に合格する必要があることや、販売するためには販売地の保健所の許可手続きが必要なことなど、いくつかの課題が見つかりました。
 また、移動に必要なガソリンも高騰しており、今は経費がかさみそうです。 


 もう一つは、「士業」です。

 これは、これまでのキャリアを活用して「建築士事務所」を開設するもので、カフェとは、遠い~反対側みたいな業種です。

個人の方を対象に

  • 建築相談

  • 家を建てる時または不動産購入前に第三者として業者との間に入って個人の方の意向を代弁、交渉

  • 住宅や土地の購入時のアドバイス、支援

  • 不動産購入後の物件の確認(例えば、内覧会時に同行して建物の傷や壊れているところを検査し、売主(業者)に交渉)

 中小企業に対しては

  • 建築基準法に詳しい(建築基準適合判定資格者としての経験が豊富)ので、外部顧問建築士のような支援

  • 検査全般の支援

  • 官公庁の工事に関する提出書類の作成支援

この建築士事務所に加えて「行政書士事務所」を併設するのも良いかなと思いました。どちらも単体では食べていけない可能性があるので、合わせ技が必要だと考えました。


6 これをやろう~

 悩みに悩みました💦
 
 結果発表~~~!
 「建築士事務所の開設」に決定しました!

 決めた経緯は、結局ネガティブな消去法でした💦

 私の性格上、超がつくほどの守備的!ディフェンシブ志向!のためです💦


 まず、転職について検討した内容です。

 転職について考えた場合、不動産業への転職は難しいと感じました。50歳を過ぎており、未経験で、元役人では需要がないことに気づいたのです。仮に働けたとしても新卒と同等の待遇で伸びしろが限られていると感じました。
 そのため、不動産業をやるのであれば、建築士事務所などと併せて個人で始めたほうがいいと思いました。

 不動産業に関わらず、待遇(公務員をやめる時と同等)を考慮してしまうと、この年齢で、未経験者(たとえ資格を持っていたとしても)は、企業への転職は難しいと痛感しました。もし私が経営者の立場であれば、「経験豊富な即戦力の人材が欲しい。」と思ったからです。

 そして、同業種の公務員は、最有力候補でしたが、やはり年齢が年齢だけに募集している自治体が非常に限れているため難しいと感じました。
 もし、役所に勤めるのであれば、会計年度任用職員(正職員ではなくバイトに近い)としてがいいかなと思いました。

 起業について検討した内容です。

 建築士事務所は、公務員の時に培った経験を独立しても活用できること、また、自分の体調、心の状態、時間をコントロールできると考え、最終的に決めました。

 そしてカフェは、諦めません!
 建築士事務所が軌道に乗ってから「ジジイの道楽」として引き続き、企むことにしました(笑)


7 最後に

 これまでお話ししたとおり建築士事務所を開設し起業しました。
 
 退職したときは、54歳、バツイチ独身、実家で母親と二人暮らしという状況になってしまいました。

 この内容が、特に同年代の方々の参考になってもらえたら嬉しいです。
 あっ!それ以外の方々には、こんな人いるんだと何かの参考に・・・

 長文でしたが、最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました🤸‍♀️ 




 







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