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MYSELF 自分自身を大切に 32

いつもスキをありがとうございます、HARUです。

私が初めて心療内科を受診したのは、現金搾取型NPDのYからあれこれされていた頃。夫の会社の事務員さんが「遠方だけど女性が行きやすいところだから」とかかりつけの病院を教えてくれたのです。

当時はまだ精神科や心療内科にあまりいいイメージがありませんでしたが、女性が行きやすいところならと、連れていってもらいました。

この病院の事は、今度雑記帳の方に書こうと思います。
(やった!ひとつネタができた✨)


今回は、心療内科の先生が教えてくれた「嘘を本当の事にしてしまう病気」の事を書きます。当時は病名を教えてもらえませんでしたが、間違いなく自己愛性パーソナリティー障害に当てはまると思います。

はじめての心療内科

※約18年ほど前の話になるので、今とは診察時間などにいろいろ違いがあります。ご了承ください。

初めての診療内科は、本当に女性が入りやすいところでした。患者さんもほぼ女性。付き添いの夫はやや居心地が悪そうでした。

初診だったので問診票に個人情報などの記入。その後は2階の別室で30分ほど看護師さんから細かい聞き取り(カウンセリング?)が行われ、最後に診察という流れでした。来院して診察まではだいたい1時間ぐらいかかったと思います。

先生からのアドバイス

診察してくれたのはとても物腰が柔らかそうな男性医師で、人見知りの私でも話しやすい先生でした。

先生が聞き取り内容のカルテを見て所見を述べました。

『本人に自覚がなかった育児や心配事のストレスが、外的要因(Yの訪問など)の強い負荷がかかったことでそれが表出したのでしょう。(子供の悩みは略)とにかく外的要因を取り除いてから、しっかり治療をしていきましょう。』

「その外的要因の友人の言動が最近すごくおかしいのです。友人の旦那さんが警察のお偉いさんと知り合いだとか、銀行にツテがあって人の家の預金残高なんてすぐ調べられるとか嘘っぽい事ばかり言ってます。目つきもおかしいし何度も距離を置こうとしてきたのですが、ずっとしつこく関わろうとしてくるので困っています。」

『ご本人(Y)が診察を受けているわけではないので病名は言えないのですけどあるのですよ。嘘や妄想を本当だと思い込んでしまう病気が。お話を聞く限り、ご友人はおそらくその病気の可能性が高いですね。本人を診ているわけではないので断定はできませんが。』

「あれって病気なんですか?それなら病院にかかればおかしな言動や行動はなくなるのですか?」

『残念ですが、本人が病気だと気が付くことがないので診察にたどり着くことがほとんどないのです。受診に至るには家族や周りの説得などが必要不可欠なのですが、それもかなり難しいですね。』

「そうなんですか・・どうしたらいいのでしょうか・・💧」

『先ほどの聞き取りで、お金を何度も借りようとしてくるとか・・この方の旦那さんとあなたの旦那さんとで話はできないのですか?』

「夫同士は仲がいいわけではないです。あとYの旦那さんは単身赴任で家にはいません。」

『単身赴任?いつからですか?』

「私の家に押しかけてくるようになった頃に聞きましたから1・2年以上前ですね。でもつい最近も「単身赴任中」と言ってました。一度夜中に押しかけられた時は一緒にいたんですけど、後で聞いたら「週に一度は帰ってくる」とか言っていました。だから普段は一緒に住んでいないのだと思います。」

この時、先生は何か考えていたのか少し会話が途切れました。

『・・・その単身赴任という言葉がまず嘘かもしれませんね。』

「えっ💧」

『人から借金している事を自分の旦那さんに知られるのを恐れて単身赴任と言っているのかもしれません。あくまで憶測にすぎませんが。一番いいのは直接向こうの旦那さんとHARUさんの旦那さんがお話をされる事でしょう。HARUさんの旦那さんはお話してくれそうですか?』

「話はしてくれると思います。単身赴任の話が嘘だと考えると、なんだかいろいろしっくりくる感じがします。」

『ご友人が本当にその病気だったと仮定したら、嘘の可能性は高くなります。病名を言えなくて申し訳ないですが、もし知りたければインターネットにもある程度出てきますから調べてみてください。あと・・』

「はい?」

『ご友人の旦那さんは霊感を持っているそうですね。それについては否定も肯定もしませんが、もし今後それを利用してお金をとろうとしてきたり、脅しなどをしてきたらすぐに警察に連絡をしてください。かなり悪質な事ですから、たとえ相手がご友人でもためらわないでください。もしご友人と距離を置くことができても、根本の治療は必要ですからしばらく通院は必要となりますからね。』

「わかりました。(でもここ結構遠いんだよなぁ💧)」

診察後の話

夫に先生から聞いた話をすると、そんな病気があるのかと驚いていました。

『Yの旦那と会って直接話をしないとなにも進まないのは間違いないから、またYが何かしてきたら必ず会社に連絡をして。絶対俺がいない時間帯を狙ってくるはずだから』と言われました。

その後、夫や先生が懸念していた通り、Yは霊感商法的なやり方で金銭を搾取してこようとしました。(この事は前記事に詳しく書いています。)

結局、Yの旦那さんが共犯だったかはわからずじまいでしたが、今ならいろいろ仮説を立てることができます。

まず、Yの旦那さんはまったく逆の話を聞かされていた可能性です。

わかりやすく例えると、Yが私にお金を貸していると旦那さんに嘘を言っているのではないかという事。

前に旦那さんが金銭管理していると聞いたような気がするので、金額が不足している理由に私を利用していたのかもしれません。

あと、すでに二人が別居していたという可能性です。

突撃訪問中にYがやたらしつこく『はやく離婚したら?相談のってあげるから』と訳の分からない話をしてきた事があったので、もしかしたら『HARUごときが普通に結婚生活をおくりやがって・・許せん』とでも思っていたかもしれません。

自分より幸せな人に嫉妬するのがNPDですから。

検索ワードがよくなかったのか、当時は調べても自己愛性人格障害という病名にたどりつくことができませんでした。ただ先生からアドバイスをもらえた事でYとは縁を切る事ができました。

あれほどしつこかったYが離れていったのは、夫の介入で自分の思い通りに事が進まなくなったからでしょう。人の安定を乱しまくるNPDは、自分の安定が乱される事を徹底的に嫌いますから。

NPDの知識がついた事で、ずっと謎だったYの不可解な言動や行動の意味が最近になってじわじわとわかってきました。

でもYの事は今でもNPDより霊感商法の方がしっくりきます💧

ここまで読んでいただきありがとうございました。





これは余談ですが、Yが前記事で言ってきた呪いの言葉を「投影」と考えると・・いや、これはかなり怖い話になるし想像するのはもうやめておきます。さすがにそうであってほしくない・・

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