横浜翠嵐高校定時制の存続を求める会

横浜翠嵐高校定時制の存続を求める会

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8月10日署名提出と記者会見

8月10日午前10時、日本大通り駅近くの日経ビル101会議室にて県教育委員会教育長宛と県知事宛の署名を提出しました。 教育長宛は1666名、県知事宛は1689名、ネット署名(教育長・県知事共通)は464名でした。 提出に際し、共同代表の小ヶ谷千穂さん(フェリス女学院大学)は、翠嵐定時制は神奈川における多文化共生教育の大事な拠点であり、募集停止が現場の意見を取り入れられぬまま進められていることは遺憾である旨述べました。 共同代表の三木恵美子さん(弁護士)は、来日した翌日中学に

    • 翠嵐高校定時制の存続を求める集会を2023年5月27日に開催します。

      事務局の舟知です。 以前もお知らせした集会ですが、zoomの設定もしましたので、再度お知らせします。集会のビラを添付しました。周囲への呼びかけなどにお使いください。 4月末日の一時集約の後、県知事と教育長へ提出する予定でしたが、議会選挙があったため、文教常任委員もまだ動きがないため、提出については延期する予定でおります。 日付 5月27日土曜日 会場は、エルプラザ(横浜市中区寿町1-4 JR石川町から徒歩3分) 時間は、14:30~16:30 内容は、卒業生からのお話とこ

      • 朝日新聞で取り上げられました。

        4/3付けの朝日新聞神奈川版で翠嵐高校定時制の件がとりあげられました。 正式に許可を得てシェアします。 冒頭の卒業生の声に県は誠実に対応すべきです。 シェア、拡散大歓迎ですが、ファイルを流すのではなく、このページへのリンクを広めてください。

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          東京新聞2023年2月20日朝刊「こちら特報部」より

          知事・教育長あての署名

          「存続を求める会」の会員宛のメールをアレンジしました。 横浜翠嵐高校定時制の存続を求める署名活動を始めます。紙のものとオンラインの2本だてで行います。要求は次の2点です。 1. 横浜翠嵐高校定時制の募集停止の撤回 2. 横浜翠嵐高校定時制の募集停止を決定した経緯を明らかにすること 要求する相手は、神奈川県知事の黒岩祐治氏と神奈川県教育委員会教育長の花田忠雄氏です。 このページの下の方から、PDF形式の署名用紙がダウンロードできます。これをA4裏表にコピーして、裏面左右

          「これってささいなことですか?」(3)

           あなたは新聞などで情報を集め始めました。 そこで分かったのは、定時制に通う生徒がずっと減ってきていて、中には新入生が一桁しかいないところもあるということでした。でも「交換日記」からはWさんのクラスはもっと生徒が多いことが分かります。あなたは不思議に思ってさらに調べました。 そうすると、もっと不思議なことがありました。S高校を募集停止にする同じ年に同じ市内にあるK工業高校定時制に普通科を作る、というのです。そうすることでS校定時制がなくなっても困ることはない、という県の担当者

          「これってささいなことですか?」(3)

          「これってささいなことですか?」(2)

           あなたとWさんが再会したのは古くから伝統のある県立のS高校でした。毎年何人もの生徒が国立大学に合格している、全国でも有名な進学校です。(実は、このような伝統のある学校に定時制が併設されているのはよくあることなのです)  あなたはその後、中学校の授業が終わってからも、両親に送り迎えをしてもらって、学習塾に通いました。そして夜遅くまで一生懸命勉強しました。その努力が実って、S校に合格できました。  入学式では校長先生がこんな話をしました。  みなさん、入学おめでとうござい

          「これってささいなことですか?」(2)

          短編小説「これってささいなことですか?」(1)

          これはフィクション(作られた話)ですが、現在進行中のできごとやニュースに基づいています。 ※作中にある「外国につながる生徒」とは、外国で生まれ育った生徒や、親が外国出身など、日本以外の国・地域にルーツがある生徒を指します。 はじめに  あなたは「マイクロアグレッション」という言葉を聞いたことがありますか?そのまま日本語にすると「ささいな(とても小さな)攻撃」とでもなるでしょうか。  マジョリティ(多数者)の何気ない言葉や行動がマイノリティ(少数者)を傷つけてしまう、そん

          短編小説「これってささいなことですか?」(1)

          自己紹介(横浜翠嵐高校定時制の存続を求める会の結成集会でのアピールから)

          202210月25日、神奈川県教育委員会(以下、県教委)は夜間定時制高校6校募集停止を決定しました。私たちは、とりわけ横浜翠嵐高校定時制課程(以下、翠嵐定時制)募集停止を決定したことに対し、本日12月11日、ここかながわ県民センター、およびオンライン上で集会を持ちました。卒業生、元教員、支援者、学識経験者、市民、そして全国でこの報に接した人びとは県教委の決定に「翠嵐定時制を存続してほしい」という声をあげています。 1.夜間定時制はとても大切な学びの場です 夜間定時制高校に

          自己紹介(横浜翠嵐高校定時制の存続を求める会の結成集会でのアピールから)