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『上流階級 富久丸百貨店外商部 』2・3~真のニーズを見出す・損して得取るビジネス

しばらくnoteお休みしていました。
金曜日に締切の企画書をつくりあげ、送信してもらったとたんの頭痛・背痛。足つぼ、マッサージ、デコルテ・・・と癒しまつりをしても急激な回復はなし。なのに、何もしないことがダメで怖くて、Audibleききまくりでした。

損して得取るっていうこと~ビジネスのありかた

 申請書の締切前の時に聞いていたのが、『上流階級 富久丸百貨店外商部 』の2・3。外商さんなのに、セレブの御用聞き。商品を売るわけではなく、お困りごとに対して一緒に考えて動く。対価は動きに対してではない。動いたことに伴うもの(家具やカーテン・・・)であったり、時計やブランド品、お着物というかたちで後日購入したり、と間接的である。

 ここの感覚が、私たちが支援で大事にしていることと共通している。●●●で困っている、なんて本人にもわからない。多分こうだろう、でいろいろみせてみるなかで、「これだ!」をつかんでいくそういうプロセス。

 違うのは、こちらは対価を得る様式美が確立していないというところか。

マイノリティ同士だからこそ

 もうひとつ興味深かったのは、主人公(バツイチ女性)と同居人(ゲイ)の関係性。男と女・夫婦の枠に当てはめればいろいろ楽だろうが、それは選ばない・選べない。
 だからいいのだ。
 そして、同じ推しがいて、尊いものとして関係を保っている。
 ひとつの理想形。

だれもがマイノリティの面を持っている。
自分が標準ではないことに自覚的になって、
他者が自分の基準から外れていることに「おたがいさま」ってなればいい。




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