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推しを表明する勇気 選挙とSNS

好きなものを好き、というのって結構勇気がいることだと思う。

私はお勧めのマンガを人にすすめたときの反応がイマイチで、
この人ならわかってくれると思ってやったのに思うような返しでなかった経験をして以来、人に何か薦めることにためらうようになった。

私自身、他の人の好きなもの・思想信条を聞いて、
「ああ、あっち側の人だったのね」と仲間意識が薄れていく経験がある。
誰が悪いとか、心が狭いとかいう心がけの話でなく、人の気持ちはそんな動き方もするというだけのこと。
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私の住んでいるところは統一地方選挙は前半戦であったため、静か。
だが、友人知人で選挙にチャレンジする人が複数いて、落ち着かない。

そんなにすごく親しい人というわけでもなく、
なんとなく気になる人という関係。

今の時期、推している人の応援の投稿も増えている。
それって、とても勇気のあることで、私にはなかなかできない。

選挙で誰かを推すってことは、他は推さないという意思表明でもある。
どちらかにつけば、どちらかにつかないことになる。
あの人もこの人も好き、というわけにはいかない世界。

というわけで、今日もこっそりと、SNSにいいねをつけるくらいの地味な過ごし方をしている。

そういう私も明日の夜は、選挙管理委員会のHPに張り付いて投票結果をみるんだけどね、たぶん。

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