見出し画像

【続・自動販売機~岡山県総社市小学校カレー編】


羽田空港に設置されていた8県の自動販売機の中で、私の中で傑出第1位は岡山県!
さらに言うなら、この岡山県の自販機は、「総社市の地」に特化していた。

扱う品もレトルトカレーに特化!
昭和時代の学校給食をイメージした15種類のレトルトカレーで、総社市の小学校名を冠している。

15種類ものカレーが販売されている自動販売機は見たことがなかったし、さらに小学校名で販売されているカレーというのも、初めて見た。

この製品を生み出すのに、どれほどの努力があったのだろうか?とカレーの説明書きを読み、総社市の農林課に深い敬服を表する。

値段も求めやすい各350円也!
素晴らしいのは、カレーーを一つ買い上げることに、各小学校に20円を贈呈されるという学校への応援もなされているという。

どーしよう?買って帰ろうか?
しかし、どれを??

それぞれ15個のカレーの説明書きを読めば読むほど、カレーの内容が違うため、迷いに拍車がかかり、頭の中がクルクル回り、選べない…

350円なのだから、いくつか買って帰ればいいのだろうが、でもそれでも、どれを?となり、決められない…。

とうとう家に電話して、「自販機のカレーを買おうと思うけど、どれがいいと思う?」と聞いてしまう体たらく・・

結果、15種類の中で一つだけ値段が500円というカレーがあった!
値段で差別化されている「そうじゃ消防署カレー」にするか…(選ぶ根拠が均一料金350円では、決断出来なくなってしまった)

かくして、私が全国の自動販売機で選んだのは、「岡山県総社市のそうじゃ消防署カレー」だった…。

家に戻って、「こんなの買っちゃった」と見せると、姪が「知ってるよ、消防署カレー」というので、驚く!
何故知っている?

聞いてみれば、NHKの「サラメシ」で、この総社市特集されていたことがあったそうな。
消防署のカレーは名物で、商品化されたとのこと。
小学校名を冠したカレーも開発され、学校長が食している様子が放映されていたらしい。一人の校長先生は、自分の学校名がつくカレーよりもよそのカレーの方が「おいしい!」と言っていたそうで、15種類もあれば、味の好みも分れるだろうと納得する。

この自動販売機に出会わなかったら、私は「岡山県総社市」を知らないままだったろう。
また、小学校名でカレーを作る!というアイデア満載の市であることも!

ちなみにこの小学校カレーは令和4.3.27において、167,764個(!)販売されているとのことである…

知らないところで、創意工夫がたくさんある!
自動販売機に学ぶ日本発見!
カレー、いただきましたら、又ご報告をば!

#岡山県総社市 #小学校カレー #羽田空港第2ターミナル #自動販売機

総社市小学校カレーについては以下ご参照を!
https://www.city.soja.okayama.jp/norin/sangyo_machi/nogyo/ti_tabe/soja_curru_info.html



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?