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表現再考:萍始生

 穀雨の初候、本朝では、葭始生ですが、宣明暦では、萍始生です。
 葭は、葦、アシですが、萍は、うきくさ、よもぎ、と読むようで、あの池や田んぼに浮かぶ葉っぱのような植物です。

 浮き草は、葉っぱと根が一体になっている葉状体で、分裂しながら増えるので、日当たりが良いとあっという間に増えてしまいます。

 小さなものですが、種類によっては、かわいい花も咲かせるようです。

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