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表現再考:白露降

 暑い盛りですが、今日は立秋の次候、白露降、朝露が降り始めるの意です。本朝の七十二候では、寒蝉鳴で、ひぐらしなくです。

 朝露といってもピンとこないのですが、七十二候を作った中国とは、一ヶ月程度のずれもあるようです。

 夏の旅行の山の中のキャンプ場で、早く目覚めた時に朝露が降りている、そんなことを思い出してもいいかもしれません。

 海から遠い大陸の内陸部で育まれた七十二候、その生まれたイメージも大切にしてもいいかもしれません。


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