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表現再考:落葉、和菓子

襾漫　敏彦（アマントシヒコ）

　もう季節は立冬を過ぎてひとつきもせぬうちに、冬至がきます。

　和菓子も、秋から冬のものへと少しづつ衣替えが始まるようです。

　今日は、秋の名残の落ち葉です。餡子をつつむグレーの練り切りに、ところどころ黒をあしらい先端に朱をさしています。

　その朱色が、道に名残のように気になる落ち葉のようでもあります。



落葉

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