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表現再考:熊をみかけたよ

  大雪の次候は、熊、穴にこもる、熊蟄穴です。空が塞がるようになったあと、本格的な冬に備えて、冬眠の準備でおお忙しの熊をチラホラみかける、そういう風物が語られているのでしょう。

 鉄砲が現れる前、熊とひとの関係は、どのようなものだったのでしょうか。

 優位になったが故の傲慢、血が流される世界を考えるとき、緑を、動物を下にみて、さらには人を下にみる。ソドムやバベルの言い伝えは、ただのお伽噺ではないかもしれません。

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