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6/4(火)のマーケットレポート ☆☆

おはようございます。
昨日の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000のうち、ラッセル2000以外は上昇でした。
ラッセル2000は1%を超える大幅下落です。

S&P500は、引き続き、50日移動平均線よりも上にいます。

S&P500の6月月間騰落率はプラスをキープしています。(+0.3%)
年初来騰落率はプラスをキープしています。(+10.9%、為替込み+21.8%)


株価チャート

【米国市況】国債利回り低下、円は一時154円55銭-米利下げ観測広がる

センチメント

Fear & Greed Indexのポイントは9ポイント後退し、FEARの水準になりました。

後述する経済指標の影響もあり、米長期金利が下落しています。
今晩発表のADP雇用者数や金曜日の米雇用統計の数値次第では、金利環境や株価にも大きく影響を与えると思います。

ただ、右往左往せずに、引き続きしっかりと数値を確認しつつ、どっしりと構えていきたいと思います。

改めて、円以外で資産を持つことの重要性を認識し、インフレ局面でのインフレヘッジの資産を持つことの大切さを感じます。


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長期金利

米長期金利は、後述する経済指標の影響もあり、本日も約1.5%の大幅下落(債券価格上昇)です。

一気に200日移動平均線も一気に下抜けてきました。

為替

ドル円は、本日も米長期金利下落による日米金利差縮小の影響もあり円高ドル安になっています。
一気に50日移動平均線上にきました。

ドルインデックスも200日移動平均線が抵抗線になっている感じがします。

今週の経済指標次第ではまだ動いてくると思います。
大注目です。

日銀、早ければ今月会合で国債購入減額を具体的に検討も-関係者

債券は上昇か、雇用低調で米金利低下-日銀買い入れ減額への警戒重し

原油

原油価格も本日も大きく下落です。
Bloombergによると「石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が年内に減産規模を縮小する計画を示したことで、市場では弱気なセンチメントが強まっている。」

とのことです。

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経済指標

昨日は米国の求人件数が発表され、事前予想を下回り、約3年ぶりの低水準となりました。
Bloombergによると「最近のデータは労働市場の減速を示唆しているが、その減速は人員削減ではなく、採用ペースの鈍化による緩やかなものとなっている。米金融当局は、需要を抑制しインフレを緩和させる上で、失業者を多く出さずにそうした減速傾向が続くことを望んでいる。」

とのことです。

今晩発表のADP雇用者数や金曜日の米雇用統計の数値がより注目されると思います。

米求人件数、3年ぶりの低水準-労働市場の緩やかな減速と整合

ドイツ失業者数が予想以上に増加、速やかな景気回復への期待に冷や水

金利見通し

上記経済指標の内容を受け、金利見通しが変化しています。

・利下げ開始:9月FOMC
・年内利下げ回数:2回

は変化なしですが、7月以降の年内利下げ確率がさらに上昇しています。

個人的にはあまり緩和しすぎないのが良いのではと思っています。

ただ、今晩発表のADP雇用者数や金曜日の米雇用統計の数値次第では利下げ期待が高まってくると思います。
インフレはまだまだしつこいと思いますので、安易な利下げ期待は持てないと思っていますが
引き続き、しっかりとデータを注視していきたいと思います。

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