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6/3(月)のマーケットレポート ☆☆

おはようございます。
昨日の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000のうち、S&P500は上昇、ダウとラッセル2000は下落でした。

S&P500は、引き続き、50日移動平均線よりも上にいます。

S&P500の6月月間騰落率はプラスでスタートです。(+0.1%)
年初来騰落率はプラス幅をキープしています。(+10.8%、為替込み+22.7%)


株価チャート

【米国市況】国債上昇、経済統計が利下げ観測支援-ドル一時155円台

センチメント

Fear & Greed Indexのポイントは3ポイント進み、引き続きNEUTRALの水準です。

後述する経済指標の影響もあり、米長期金利が下落して株価の環境的には落ち着ける感じになっていると思います。
ただ、今週は重要経済指標が目白押しなので、引き続きしっかりと数値を確認しつつ、どっしりと構えていきたいと思います。

改めて、円以外で資産を持つことの重要性を認識し、インフレ局面でのインフレヘッジの資産を持つことの大切さを感じます。


過熱気味のプライベートクレジットに変調か、貸し手犠牲にする動きも

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長期金利

米長期金利は、後述する経済指標の影響もあり2%以上の大幅下落(債券価格上昇)です。

注目していた21日、50日移動平均線を一気に下抜けてきました。

Bloombergによると「米国債市場ではほとんどの年限で利回りが約10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、約1週間ぶりの低水準となった。朝方の市場では予想外に弱かったISM統計と、その物価指標を材料に買いが入った。原油安も米国債相場の上昇を支援した。」

とのことです。

為替

ドル円は、米長期金利下落による日米金利差縮小の影響もありドル安円高になっています。
短期トレンドである21日移動平均線上にいます。

すべてはアメリカ頼みなんですよね。。。😢

ドルインデックスは一気に200日移動平均線を下抜けてきました。

円は156円前半に上昇、弱いISM指数で米金利大幅低下-ドル全面安

債券は上昇か、弱い米製造業指標で金利低下-10年債入札への警戒重し

メキシコ・ペソ、3%超える下げ-左派与党の選挙圧勝で不安台頭

原油

原油価格は大きく下落です。
Bloombergによると「石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が、予想に反して年内に減産規模を縮小する計画を示し、原油市場でここ数カ月続く弱気のモメンタムがさらに強まった。」

とのことです。

ハマス壊滅なければ恒久的停戦あり得ない、イスラエル首相が再表明

OPECプラス、減産延長で合意-10月以降は徐々に削減幅縮小へ

注目企業決算/ニュース

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際立つエヌビディアの利子収入、金が金を生むー米企業に高金利の恩恵

ゲームストップ株が一時103%高、ブーム仕掛け人が大量保有示唆

経済指標

昨日は重要経済指標の一つ、米ISM製造業指数が発表され、予想を下回りました。
「生産がほぼ停滞し、受注がおよそ2年ぶりの大幅な落ち込みとなったことが響いた。」

とのことです。

米ISM製造業指数、縮小ペースが加速-新規受注や生産が悪化

金利見通し

上記経済指標の内容を受け、金利見通しが変化しています。

・利下げ開始:9月FOMC
・年内利下げ回数:1回 → 2回

と変化しています。

若干あった利上げ確率がなくなり、7月以降の年内利下げ確率が(若干ですが)上昇しています。

個人的にはあまり緩和しすぎないのが良いのではと思っています。
インフレはまだまだしつこいと思いますので、安易な利下げ期待は持てないと思っています。

引き続き、しっかりとデータを注視していきたいと思います。

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