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7/19(金)のマーケットレポート ☆☆

おはようございます。
昨日の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000はすべて下落でした。

S&P500は、引き続き、50日移動平均線よりも上にいます。

S&P500の7月月間騰落率はプラス幅をキープしています。(+0.8%)
年初来騰落率はプラス幅をキープしています。(+15.4%、為替込み+28.9%)


株価チャート

【米国市況】株続落、大型ハイテク決算控え商い慎重-ドル157円半ば

センチメント

Fear & Greed Indexのポイントは2ポイント後退し、引き続きNEUTRALの水準です。
全体的にAD line(騰落株線)も下落しています。

S&P500の短期トレンドの21日移動平均線を下抜けて来ました。
これは早く上に抜けられるかに注目しています。

来週の経済指標/主要企業の決算発表スケジュール

来週も重要経済指標が発表されますが、注目は金曜日のPCEデフレータだと思います。
これと同時に個人所得や支出も注目しています。

来週はいよいよ今年の株式マーケットを牽引している大型テックの2Q決算の発表が始まります。
現在の高いバリュエーション、株価が少し軟調になってきているタイミングで、しっかりとした業績が
出せるかに注目しています。

しっかりと数値を確認しつつ、どっしりと構えていきたいと思います。

引き続き、円以外で資産を持つことの大切さを感じます。


システム障害で世界的大混乱、救急電話も不通-航空は2万便余り遅延

中国株MSCI指数とH株が下落、3中総会期待外れ-本土株上昇

米国株に資金流入、トランプ氏勝利と9月利下げ織り込みーBofA

長期金利

米長期金利は上昇(債券価格下落)でした。
Bloombergによると「米国債利回りは上昇し、今週の高水準付近になった。材料に乏しく、商いは薄かった。」

とのことです。

引き続き21日、50日、200日移動平均線を下回っています。

為替

ドル円はほぼ横ばいでした。
再び円安基調になりつつありますが、50日移動平均線で跳ね返されている感じもします。

この流れがどうなるか、注視していきたいと思います。

原油

原油価格は大きく下落しました。
Bloombergによると「原油取引を活発にする売買高とボラティリティーが低下し、相場は大きく下げる展開となった。」

とのことです。

引き続き50日、200日移動平均線を上回っていますが、短期トレンドの21日移動平均線を下抜けてきました。

米石油大手幹部らが反トラスト法違反か、OPECとの通信を当局調査

注目企業決算/ニュース

19日に発生した世界的なシステム障害は、クラウドストライクのソフトウエア「ファルコン」の不具合が
マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を機能停止させたことが原因で起こりました。

大規模システム障害、世界の目はサイバー企業クラウドストライクに

マスク氏、システムからクラウドストライクを削除-障害発生後

EPS、PER見通し

FACTSETによると

2024年第2四半期決算で、S&P500種構成企業の14%が業績を報告しています。
うち、80%がEPSのポジティブサプライズを、62%が売上高サプライズを報告しています。

※前回は、S&P500種構成企業の5%、81%がEPSのポジティブサプライズを、56%が売上高サプライズでした。

※2024年第1四半期決算では、79%がEPSのポジティブサプライズを、61%が売上高サプライズでした。
※2023年第4四半期決算では、73%がEPSのポジティブサプライズを、64%が売上高サプライズでした。
※2023年第3四半期決算では、82%がEPSサプライズのプラスを、62%が売上高サプライズでした

通期EPSの前回比は
2024年 -0.11%
2025年 -0.04%

バリュエーションは、S&P500の12ヶ月先PERは21.2です。
このPER は5年平均の19.3、10年平均の17.9を上回っています。
※前回は、21.4でした。

再び、2024年、2025年のEPS見通しが(若干ですが)下落しています。
バリュエーションも高くなっているだけに、注意は必要かなと思います。。

2Q決算次第では下落リスクは高いと思います。
しっかりと数値を注視していきたいと思います。

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