見出し画像

6/21(金)のマーケットレポート ☆☆

おはようございます。
昨日の米国株式は、主要3指数+小型株のラッセル2000のうち、ダウとラッセル2000は上昇、S&P500とナスダックは下落でした。

S&P500は、引き続き、50日移動平均線よりも上にいます。

S&P500の6月月間騰落率はプラス幅をキープしています。(+3.5%)
年初来騰落率はプラス幅をキープしています。(+14.6%、為替込み+29.8%)


株価チャート

【米国市況】円売られ159円80銭台-S&P続落、エヌビディア安い

センチメント

Fear & Greed Indexのポイントは1ポイント進みましたが、引き続きFEARの水準です。
米長期金利の下落基調にかかわらず、引き続きAD line(騰落株線)は小型株の弱さが目立ちます。

来週の経済指標/主要企業の決算発表スケジュール

来週は、Fedが一番重要視するうちの一つ、PCEデフレータの発表があります。
特にコア指数がしっかりと下落してくるかに注目しています。
この数値次第でいろいろ動いてくると思います。

また、来週は水曜日引け後にマイクロンの決算発表があります。
この数値、特にガイダンスの数値次第では半導体関連の株価に影響が出るのではと思います。

しっかりと数値を確認しつつ、どっしりと構えていきたいと思います。

改めて、円以外で資産を持つことの大切さを感じます。

長期金利

米長期金利はほぼ横ばいです。
Bloombergによると「早い時間では、弱いユーロ圏のPMIデータを受けて独連邦債が大きく買われた流れが波及した。だがその後、発表された米製造業・サービスPMIが上振れし、ほぼ巻き戻された。」

とのことです。

為替

ドル円は、円安ドル高が進んでいます。
日米金利差と完全に逆相関です。
主要通貨でも円だけが飛びぬけて安くなっています。

警戒が必要な感じがします。
とはいえ、為替は難しいので、しっかりドル資産を持つだけにしたいと思います。

何かきっかけが欲しいところですね。

高まる円買い介入再開のリスク、米監視リスト入りは妨げにならず

来週のドル・円は160円を試すか、日本当局の介入時期が焦点

原油

原油価格は下落です。
Bloombergによると「先物がテクニカル指標で買われ過ぎの領域に入ったことで、上値を追う展開にならなかった。ただ、米原油在庫の縮小と燃料需要増加の兆候を受け、週間ベースでは上昇を維持した。」

とのことです。

下落しましたが、まだ50日、200日移動平均線を上回っています。
引き続き注視していきたいと思います。

注目企業決算/ニュース

エヌビディア、株続落で時価総額2000億ドル消失-首位の座から陥落

アップル、AI機能のEU導入を見送り-デジタル市場法に懸念

米銀JPモルガン、南フロリダの事業強化へ-マイアミ拠点拡張

アメックス、レストラン予約「トック」買収-人気店での食事を顧客に

経済指標

昨日も重要経済指標が発表され、引き続き経済活動が堅調であることが示されました。
これ自体は良いことだと思いますが、金利引き下げという観点ではマイナスだったと思います。

また、米国とユーロ圏との景気の差が開きつつあるなと感じます。

米サービス業PMI上昇、22年4月以来の高水準-物価圧力は緩和

米中古住宅販売、3カ月連続で減少-販売価格は過去最高を更新

ユーロ圏PMIが予想外に失速、仏選挙リスクが圧迫-製造業低迷

金利見通し

上記経済指標の影響もあり、金利見通しが変化しています。

・利下げ開始:9月FOMC
・年内利下げ回数:2回

の内容は変化なしです。

インフレはまだまだしつこいと思いますので、安易な利下げ期待は持てないと思っています。

まずは来週のPCEデフレータの数値をしっかりと注視していきたいと思います。

免責事項

情報の正確性
当NOTEでは可能な限り情報の正確性を心がけていますが、安全性や確実な情報提供を保証するものではありません。
また、リンク先のサイトで提供される情報についても責任を負いかねますのでご了承ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?